高校ラグビー歴代優勝校一覧2026|花園の優勝回数ランキングと強豪校の変遷を徹底解説
高校ラグビーの歴代優勝校を振り返ると、秋田工業や同志社中が築いた初期の黄金時代から、啓光学園、東福岡、東海大大阪仰星、桐蔭学園が競い合う現代まで、大会の勢力図が大きく変わってきたことがわかります。全国高等学校ラグビーフットボール大会、通称「花園」は、全国の高校ラガーマンが日本一を懸けて戦う伝統ある大会です。
2026年1月7日に行われた第105回大会の決勝では、桐蔭学園が京都成章を36-15で破り、3大会連続6度目の優勝を達成しました。この記事では、1917年度の第1回大会から2025年度の第105回大会までの歴代優勝校・準優勝校を年度別に整理し、優勝回数ランキング、強豪校の比較、2026年度の大会情報まで詳しく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 最新の優勝校:2025年度の第105回大会は桐蔭学園が京都成章を36-15で下し、3連覇と通算6度目の優勝を達成。
- 歴代最多優勝:秋田工業が15回で首位。校名変更や前身校を合算するかどうかで、ランキングの一部は変わる。
- 2026年の注目点:2026年度の第106回大会は12月27日に開幕し、2027年1月7日に決勝が行われる予定。桐蔭学園の4連覇挑戦にも注目が集まる。
【2026年最新】第105回全国高校ラグビー大会は桐蔭学園が3連覇
第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会は、2025年12月27日に開幕し、2026年1月7日に東大阪市花園ラグビー場で決勝を迎えました。神奈川代表の桐蔭学園と京都代表の京都成章が対戦し、桐蔭学園が36-15で勝利。3大会連続、通算6度目の全国制覇を成し遂げました。
東大阪市の大会報告によると、決勝は前半を5-5で折り返す接戦でしたが、後半に桐蔭学園がトライを重ねて勝負を決めました。桐蔭学園は第103回、第104回、第105回を連続して制し、花園3連覇という大きな記録を残しています。
桐蔭学園の6度目の優勝は、単に直近の大会で勝ったというだけではありません。第90回大会の2010年度に東福岡と両校優勝を果たし、その後も2019年度、2020年度、2023年度、2024年度、2025年度に頂点に立っています。日本ラグビーフットボール協会の大会結果や桐蔭学園の公表資料でも、3連覇と通算6度目の優勝が確認できます。
一方、準優勝の京都成章も注目すべき存在です。2020年度の第100回大会でも桐蔭学園に決勝で敗れており、2025年度の第105回大会で再び準優勝となりました。優勝には届かなかったものの、全国決勝に進出する力を備えた強豪校として存在感を示しています。
なお、2026年10月現在、2026年度の第106回大会はまだ開催されていません。全国高等学校体育連盟などが公表している開催日程では、2026年12月27日、28日、30日、2027年1月1日、3日、5日、7日の7日間にわたって開催される予定です。第105回大会の結果と、次の第106回大会の結果を混同しないようにしましょう。

【年度別一覧】高校ラグビー歴代優勝校・準優勝校を第1回から掲載
全国高等学校ラグビーフットボール大会の歴代記録を、年度と大会回数に沿って一覧にしました。日刊スポーツの歴代優勝校一覧などを基に、第105回大会までの優勝校と準優勝校を整理しています。表記は原則として当時の校名を採用しているため、現在の校名とは異なる場合があります。
年度は大会が始まった年を基準にしています。たとえば、2025年度の第105回大会は2025年12月に開幕し、決勝は2026年1月に開催されました。両校優勝となった大会や、戦争などで大会が中止・中断された年も区別して記載しています。
| 大会回 | 年度 | 優勝校 | 準優勝校 |
|---|---|---|---|
| 第105回 | 2025年度 | 桐蔭学園 | 京都成章 |
| 第104回 | 2024年度 | 桐蔭学園 | 東海大大阪仰星 |
| 第103回 | 2023年度 | 桐蔭学園 | 東福岡 |
| 第102回 | 2022年度 | 東福岡 | 報徳学園 |
| 第101回 | 2021年度 | 東海大大阪仰星 | 國學院栃木 |
| 第100回 | 2020年度 | 桐蔭学園 | 京都成章 |
| 第99回 | 2019年度 | 桐蔭学園 | 御所実業 |
| 第98回 | 2018年度 | 大阪桐蔭 | 桐蔭学園 |
| 第97回 | 2017年度 | 東海大仰星 | 大阪桐蔭 |
| 第96回 | 2016年度 | 東福岡 | 東海大仰星 |
| 第95回 | 2015年度 | 東海大仰星 | 桐蔭学園 |
| 第94回 | 2014年度 | 東福岡 | 御所実業 |
| 第93回 | 2013年度 | 東海大仰星 | 桐蔭学園 |
| 第92回 | 2012年度 | 常翔学園 | 御所実業 |
| 第91回 | 2011年度 | 東福岡 | 東海大仰星 |
| 第90回 | 2010年度 | 桐蔭学園・東福岡 | 両校優勝 |
| 第89回 | 2009年度 | 東福岡 | 桐蔭学園 |
| 第88回 | 2008年度 | 常翔啓光学園 | 御所工業 |
| 第87回 | 2007年度 | 東福岡 | 伏見工業 |
| 第86回 | 2006年度 | 東海大仰星 | 東福岡 |
| 第85回 | 2005年度 | 伏見工業 | 桐蔭学園 |
| 第84回 | 2004年度 | 啓光学園 | 天理 |
| 第83回 | 2003年度 | 啓光学園 | 大分舞鶴 |
| 第82回 | 2002年度 | 啓光学園 | 東福岡 |
| 第81回 | 2001年度 | 啓光学園 | 東福岡 |
| 第80回 | 2000年度 | 伏見工業 | 佐賀工業 |
| 第79回 | 1999年度 | 東海大仰星 | 埼工大深谷 |
| 第78回 | 1998年度 | 啓光学園 | 大阪工大高 |
| 第77回 | 1997年度 | 國學院久我山 | 伏見工業 |
| 第76回 | 1996年度 | 西陵商業 | 啓光学園 |
| 第75回 | 1995年度 | 大阪工大高 | 秋田工業 |
| 第74回 | 1994年度 | 相模台工業 | 長崎北陽台 |
| 第73回 | 1993年度 | 相模台工業 | 東農大二 |
| 第72回 | 1992年度 | 伏見工業 | 啓光学園 |
| 第71回 | 1991年度 | 啓光学園 | 國學院久我山 |
| 第70回 | 1990年度 | 熊谷工業 | 天理 |
| 第69回 | 1989年度 | 天理 | 啓光学園 |
| 第68回 | 1988年度 | 茗溪学園・大阪工大高 | 両校優勝 |
| 第67回 | 1987年度 | 秋田工業 | 相模台工業 |
| 第66回 | 1986年度 | 國學院久我山 | 熊谷工業 |
| 第65回 | 1985年度 | 大東大一 | 本郷 |
| 第64回 | 1984年度 | 秋田工業 | 相模台工業 |
| 第63回 | 1983年度 | 天理 | 大分舞鶴 |
| 第62回 | 1982年度 | 國學院久我山 | 目黒 |
| 第61回 | 1981年度 | 大阪工大高 | 秋田工業 |
| 第60回 | 1980年度 | 伏見工業 | 大阪工大高 |
| 第59回 | 1979年度 | 目黒 | 國學院久我山 |
| 第58回 | 1978年度 | 國學院久我山 | 黒沢尻工業 |
| 第57回 | 1977年度 | 大阪工大高 | 秋田工業 |
| 第56回 | 1976年度 | 目黒 | 花園 |
| 第55回 | 1975年度 | 國學院久我山 | 目黒 |
| 第54回 | 1974年度 | 大分舞鶴 | 花園 |
| 第53回 | 1973年度 | 目黒 | 大分舞鶴 |
| 第52回 | 1972年度 | 目黒 | 花園 |
| 第51回 | 1971年度 | 天理 | 目黒 |
| 第50回 | 1970年度 | 盛岡工業 | 天理 |
| 第49回 | 1969年度 | 目黒 | 諫早農業 |
| 第48回 | 1968年度 | 秋田工業 | 目黒 |
| 第47回 | 1967年度 | 福岡電波 | 目黒 |
| 第46回 | 1966年度 | 天理 | 京王 |
| 第45回 | 1965年度 | 盛岡工業 | 天理 |
| 第44回 | 1964年度 | 秋田工業 | 天理 |
| 第43回 | 1963年度 | 保善 | 京王 |
| 第42回 | 1962年度 | 天理 | 北見北斗 |
| 第41回 | 1961年度 | 保善 | 京王 |
| 第40回 | 1960年度 | 秋田工業 | 保善 |
| 第39回 | 1959年度 | 保善 | 北見北斗 |
| 第38回 | 1958年度 | 秋田工業 | 盛岡工業 |
| 第37回 | 1957年度 | 保善 | 日大二 |
| 第36回 | 1956年度 | 秋田工業 | 盛岡工業 |
| 第35回 | 1955年度 | 秋田工業 | 保善 |
| 第34回 | 1954年度 | 慶応 | 秋田工業 |
| 第33回 | 1953年度 | 福岡 | 保善 |
| 第32回 | 1952年度 | 秋田工業 | 北見北斗 |
| 第31回 | 1951年度 | 秋田工業 | 北見北斗 |
| 第30回 | 1950年度 | 天王寺 | 秋田工業 |
| 第29回 | 1949年度 | 秋田工業 | 福岡 |
| 第28回 | 1948年度 | 秋田工業 | 四条畷 |
| 第27回 | 1947年度 | 秋田工業・函館市中 | 両校優勝 |
| 第26回 | 1946年度 | 福岡中 | 神戸二中 |
| — | 1943~1945年度 | 第二次世界大戦のため中断 | — |
| 第25回 | 1942年度 | 天王寺中 | 福岡中 |
| 第24回 | 1941年度 | 北野中・福岡中 | 天王寺中・鞍山中 |
| 第23回 | 1940年度 | 台北一中 | 福岡中 |
| 第22回 | 1939年度 | 撫順中 | 秋田工業 |
| 第21回 | 1938年度 | 撫順中 | 秋田工業 |
| 第20回 | 1937年度 | 秋田工業 | 養正高普 |
| 第19回 | 1936年度 | 培材高普 | 台北一中 |
| 第18回 | 1935年度 | 天理中 | 神戸一中 |
| 第17回 | 1934年度 | 鞍山中・台北一中 | 両校優勝 |
| 第16回 | 1933年度 | 秋田工業 | 京城師範 |
| 第15回 | 1932年度 | 京城師範 | 天理中 |
| 第14回 | 1931年度 | 京城師範 | 同志社中 |
| 第13回 | 1930年度 | 京城師範 | 天理中 |
| 第12回 | 1929年度 | 慶応普通部 | 同志社中 |
| 第11回 | 1928年度 | 同志社中 | 早実 |
| 第10回 | 1927年度 | 同志社中 | 天王寺中 |
| — | 1926年度 | 大正天皇崩御のため中止 | — |
| 第9回 | 1925年度 | 同志社中 | 南満工 |
| 第8回 | 1924年度 | 京都一商 | 天王寺中 |
| 第7回 | 1923年度 | 同志社中 | 京都一商 |
| 第6回 | 1922年度 | 同志社中 | 立命館中 |
| 第5回 | 1921年度 | 同志社中 | 京都一商 |
| 第4回 | 1920年度 | 同志社中 | 京都一商 |
| 第3回 | 1919年度 | 同志社中 | 京都一商 |
| 第2回 | 1918年度 | 三高 | 同志社中 |
| 第1回 | 1917年度 | 全同志社 | 京都一商 |
歴代の決勝記録を見ると、優勝校が固定されていた時代もあれば、複数の強豪が交互に頂点に立った時代もあります。なお、1941年度は2会場で大会が行われたため、北野中と福岡中の2校がそれぞれ優勝しています。また、両校優勝の記録は、通常の単独優勝とは分けて考える必要があります。
【優勝回数ランキング】高校ラグビー最多優勝校は秋田工業
全国高校ラグビーの最多優勝校は秋田工業で、通算15回の優勝を誇ります。第105回大会終了時点でも、この記録は歴代トップです。秋田工業は戦後の大会で何度も頂点に立ち、長年にわたって高校ラグビー界を代表する名門として知られてきました。
ただし、歴代優勝回数ランキングを作る際には、校名変更や前身校をどう数えるかが重要です。たとえば、同志社中と全同志社、啓光学園と常翔啓光学園、大阪工大高と常翔学園、伏見工業と京都工学院などは、資料によって旧校名を別々に数える場合と、同じ学校の系統として合算する場合があります。
以下は、旧校名や前身校の優勝実績を同一校の系統として合算した場合の主な上位校です。学校名の扱いによって順位や回数の表示に差が出るため、歴代記録を比較する際は集計方法も確認しましょう。
- 秋田工業:15回。歴代最多優勝を誇る名門で、最後の優勝は1987年度。
- 同志社系:9回。全同志社と同志社中の記録を合わせると、初期大会を代表する存在となる。
- 常翔啓光学園系:7回。啓光学園時代の優勝実績を含み、2001~2004年度には4連覇を達成。
- 東福岡:7回。2000年代以降の全国大会を代表する強豪で、2022年度にも優勝。
- 東海大大阪仰星系:6回。東海大仰星時代の優勝実績を含み、2021年度にも全国制覇。
- 天理系:6回。天理中時代の記録を含む。奈良県を代表する伝統校。
- 桐蔭学園:6回。2010年度の両校優勝を含め、2025年度までに6度の優勝。
- 常翔学園系:5回。大阪工大高時代の実績を含む。
- 國學院久我山:5回。東京の伝統的な強豪校。
- 目黒系:5回。1970年代を中心に優勝を重ねた東京の名門。
このランキングからわかるのは、歴代最多優勝校と現在の有力校が必ずしも一致するわけではないということです。秋田工業の15回という記録は歴史の厚みを示す一方、直近の大会で存在感を示しているのは桐蔭学園、東福岡、東海大大阪仰星などです。歴代成績を見るときは、通算優勝回数と直近数年間の成績を分けて評価することが大切です。

【強豪校比較】桐蔭学園・東福岡・東海大大阪仰星・大阪桐蔭の実績
現在の高校ラグビーを理解するうえでは、通算優勝回数だけでなく、近年の決勝進出や優勝の連続性にも目を向けたいところです。特に桐蔭学園、東福岡、東海大大阪仰星、大阪桐蔭は、全国大会の上位争いを語るうえで欠かせない学校です。
桐蔭学園は、2019年度と2020年度に連覇を達成した後、2023年度から2025年度まで3連覇を記録しました。第105回大会終了時点で通算6度の優勝を数え、近年の花園で最も勢いのある学校の一つです。優勝と準優勝を繰り返すだけでなく、複数年にわたって優勝争いを続けている点が大きな特徴です。
東福岡は、2007年度、2009年度、2010年度、2011年度、2014年度、2016年度、2022年度に優勝しています。2010年度は桐蔭学園との両校優勝でした。福岡県を代表する強豪として、2000年代後半から2010年代にかけて特に高い存在感を示しました。
東海大大阪仰星は、東海大仰星時代を含めて複数回の全国制覇を経験しています。1999年度、2006年度、2013年度、2015年度、2017年度に加え、2021年度にも優勝しました。組織的な守備や接点での強さなど、チームとしての完成度が勝ち上がりを支えてきた学校です。
大阪桐蔭は、2018年度の第98回大会で初優勝を果たしました。2017年度には準優勝も経験しています。優勝回数だけで比べると上位校より少ないものの、近年の全国大会で上位に進出する力を持つ強豪です。大会の優勝経験が多い学校と、直近の競争力が高い学校を同じ基準で評価しないことが、強豪校比較のポイントになります。
京都成章も見逃せません。2020年度と2025年度に決勝へ進み、いずれも桐蔭学園の前に準優勝となりました。決勝進出の回数は優勝回数とは別の指標ですが、全国トップレベルの競争力を測るうえで有用です。
こうした強豪校を比較するときは、次の3つの視点が役立ちます。
- 通算優勝回数:歴史的な実績と、長期にわたるチームづくりの成果を見る。
- 直近5大会程度の成績:現在の戦力や全国大会での競争力を把握する。
- 決勝進出・準優勝の実績:優勝には届かなくても、全国上位に継続して進める力を評価する。
単年の優勝だけを見て「最強校」と決めるよりも、長期の歴史、近年の成績、決勝進出の安定性を合わせて見るほうが、各校の強さを立体的に理解できます。
【歴代優勝校の変遷】同志社・秋田工業から桐蔭学園の時代へ
花園の歴代優勝校は、学校ごとの強化だけでなく、時代背景やラグビー環境の変化も映し出しています。全国大会の歴史は、大きく分けると初期の同志社中の時代、秋田工業の黄金期、関東・関西の強豪が競い合った時代、そして東福岡や桐蔭学園などが優勝を重ねる現代へと移り変わってきました。
1910~1920年代:同志社中が築いた初期の黄金時代
第1回大会は1917年度に開催されました。初期には同志社中が優勝を重ね、1919年度から1923年度まで5連覇を達成しています。大会の基盤が形成された時代に、同志社系の学校が中心的な役割を果たしました。1926年度は大正天皇崩御に伴い大会が中止されています。
1930~1960年代:秋田工業の台頭と戦後の再編
1930年代には京城師範や台北一中、撫順中なども優勝校に名を連ねました。戦後は秋田工業が優勝を重ね、全国最多となる15回の優勝を積み上げました。1943~1945年度は第二次世界大戦のため大会が中断されており、歴代記録を読む際にはこうした社会的背景も欠かせません。
1970~1990年代:東京・奈良・京都・大阪の強豪が競争
1970年代には目黒や國學院久我山、天理、大阪工大高などが優勝。1980年代には伏見工業や秋田工業、國學院久我山などが頂点に立ち、1990年代には啓光学園、東海大仰星、相模台工業などが台頭しました。特定の学校が長期間独占するのではなく、複数の地域の強豪校がしのぎを削る時代でした。
2000~2010年代:啓光学園、東福岡、東海大仰星の存在感
2001~2004年度には啓光学園が4連覇を達成。2000年代後半からは東福岡が優勝を重ね、東海大仰星も複数回の全国制覇を果たしました。強豪校が全国大会で安定して上位に進出する傾向が強まり、優勝争いの中心が複数校へと広がっていきます。
2019年度以降:桐蔭学園が新たな優勝時代を築く
桐蔭学園は2019年度、2020年度に連覇を達成。その後も2023年度から2025年度まで3連覇し、通算6度の優勝を記録しました。東福岡や東海大大阪仰星、大阪桐蔭、京都成章なども上位争いを続けており、現在は複数の強豪校が競い合う構図の中で桐蔭学園が一歩抜け出している状況です。
この変遷から見えてくるのは、花園の歴史が単純な「西高東低」だけでは説明できないことです。大阪・京都・奈良・福岡の強豪校が多くの優勝を積み上げてきた一方、神奈川の桐蔭学園も近年の優勝回数を伸ばしています。地域の伝統に加え、指導体制、選手層、チームとしての継続性が結果を左右する時代になっています。

【プロの結論】優勝回数だけでは見えない高校ラグビーの実力
高校ラグビーの歴代成績を読み解くうえで、最も注意したいのは、優勝回数が多い学校と、現在最も強い学校を同一視しないことです。秋田工業の15回は歴史的な偉業ですが、最後の優勝は1987年度です。一方、桐蔭学園は第105回大会までに6度の優勝を達成し、直近3大会を連続で制しています。両校の記録は、異なる時代における強さを示しています。
また、両校優勝の扱いも重要です。2010年度の第90回大会は桐蔭学園と東福岡が両校優勝となっており、各校の通算優勝回数にはこの実績が含まれます。通常の決勝戦で勝ち切った優勝と同じく優勝記録には数えられますが、試合の経緯まで理解するには大会ごとの記録を確認する必要があります。
さらに、旧校名を別々に数えるか、同じ学校の系統として合算するかによって、同志社系や啓光学園系、常翔学園系などの優勝回数が変わります。検索結果でランキングの数字が異なっていても、必ずしも記録そのものが誤っているとは限りません。集計基準が異なる可能性があります。
歴代優勝校を調べる目的に応じて、見るべき指標を変えるのがおすすめです。歴史を知りたいなら通算優勝回数、現在の勢力図を知りたいなら直近の大会成績、全国大会での安定性を知りたいなら決勝進出や準優勝の回数を確認しましょう。複数の基準を組み合わせることで、単純な順位表よりも実態に近い比較ができます。
【高校ラグビー 歴代優勝校】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:高校ラグビーの歴代最多優勝校はどこですか?
A1:秋田工業です。第105回大会終了時点で通算15回の優勝を記録しています。なお、旧校名や前身校の実績をどのように集計するかによって、2位以下の順位や回数には違いが生じる場合があります。
Q2:桐蔭学園の高校ラグビー優勝回数は何回ですか?
A2:第105回大会終了時点で通算6回です。2010年度の東福岡との両校優勝を含み、2019年度、2020年度、2023年度、2024年度、2025年度にも優勝しています。2023~2025年度の3連覇により、近年の花園で圧倒的な存在感を示しています。
Q3:2026年度の全国高校ラグビー大会はもう開催されましたか?
A3:2026年10月現在、まだ開催されていません。第106回大会は2026年12月27日に開幕し、2027年1月7日に決勝が行われる予定です。2026年1月に優勝した桐蔭学園は2025年度の第105回大会の王者であり、次の大会は別の年度として扱われます。
まとめ:高校ラグビー歴代優勝校から2026年度の花園を展望
高校ラグビーの歴代優勝校を振り返ると、秋田工業の15回という最多優勝記録をはじめ、同志社系、啓光学園系、東福岡、東海大大阪仰星、桐蔭学園など、多くの名門が花園の歴史を築いてきたことがわかります。時代ごとに主役は変わり、地域の伝統校と新たな強豪校が競い合ってきました。
2025年度の第105回大会では桐蔭学園が京都成章を36-15で破り、3連覇と通算6度目の優勝を達成しました。歴代最多優勝校の秋田工業とは異なる時代の強さを示しており、今後も高校ラグビーの勢力図を考えるうえで中心的な存在となりそうです。
2026年度の第106回大会は、2026年12月27日から2027年1月7日まで開催される予定です。桐蔭学園が4連覇を果たすのか、東福岡や東海大大阪仰星、大阪桐蔭、京都成章などが王座を奪うのか。歴代記録を押さえたうえで新しい大会を観戦すれば、各校の実績やライバル関係をより深く楽しめるはずです。 (出典: 高校 ラグビー 歴代 優勝 校(Yahoo!ニュース))