アメリカンリーグMVPは誰?2026年最新動向と歴代受賞者・選考基準を徹底解説
2026年10月24日現在、メジャーリーグベースボール(MLB)のアメリカンリーグMVPは、2025年に3度目の受賞を果たしたアーロン・ジャッジが最新の受賞者です。一方、2026年シーズンのMVPはまだ発表されておらず、MLB公式の表彰日程では11月12日に受賞者が発表される予定です。今シーズンの候補動向に加え、歴代受賞者の顔ぶれや投票方式を知ることで、MVP争いの見方は大きく変わります。
ア・リーグMVPを正しく理解するには、賞そのものの仕組みだけでなく、リーグの成り立ちも押さえておきたいところです。前身のウェスタンリーグから1900年の改称、1901年のメジャーリーグ宣言に至る歴史を整理し、ナショナルリーグとの違い、選考基準、歴代受賞者一覧まで、2026年の最新情報を基に解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年最新情報:2025年のア・リーグMVPはアーロン・ジャッジ。2026年の受賞者発表は11月12日の予定です。
- リーグの歴史:ア・リーグはウェスタンリーグを前身とし、1900年の改称を経て1901年にメジャーリーグとして活動を開始しました。
- 選考の仕組み:全米野球記者協会(BBWAA)の記者がレギュラーシーズンの成績を基に投票し、順位に応じたポイントで受賞者が決まります。
【2026年最新】アメリカンリーグMVPの受賞者と注目候補
アメリカンリーグMVPの最新受賞者を調べる際、まず区別したいのが「直近の確定受賞者」と「当年の有力候補」です。2026年10月24日時点では、この2つは同じではありません。
MLB公式の2026年表彰スケジュールによると、BBWAA(全米野球記者協会)が選出するMVPの発表は11月12日の予定です。したがって、2026年の受賞者を確定情報として紹介するのは時期尚早です。
同協会の投票はポストシーズン開始前に行われます。つまり、ワールドシリーズでの活躍やポストシーズンの勝敗が、その年のMVP投票に直接加算されるわけではありません。発表が11月でも、評価対象は基本的にレギュラーシーズンのパフォーマンスです。
2026年10月22日付のMLB公式記事では、ア・リーグの有力候補としてヒューストン・アストロズのヨルダン・アルバレスが取り上げられています。ただし、これはシーズン終盤の有力候補に関する見通しであり、受賞決定を意味するものではありません。
一方、2025年のア・リーグMVPを獲得したのは、ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジです。2024年に続く2年連続、通算3度目の受賞となりました。2026年の結果を待つ間は、ジャッジが築いた実績と、今季の候補選手が残した成績を分けて確認することが大切です。

【1900年・1901年の歴史】ア・リーグの成り立ちとナ・リーグとの違い
アメリカンリーグ(American League、略称AL)は、MLBを構成する2つのリーグの一つです。日本では「ア・リーグ」と呼ばれます。正式名称は「American League of Professional Baseball Clubs」で、日本語ではアメリカン・リーグ・オブ・プロフェッショナル・ベースボール・クラブズと表記されます。
その前身は、ナショナルリーグ傘下のマイナーリーグとして活動していたウェスタンリーグです。リーグの歴史を理解するうえでは、名称変更とメジャーリーグへの移行を別々の出来事として捉える必要があります。
1900年1月29日、ウェスタンリーグはアメリカンリーグへと名称を変更しました。ただし、この時点ではまだマイナーリーグです。翌1901年1月にメジャーリーグ宣言を行い、ナショナルリーグに対抗するメジャーリーグとして本格的に活動を始めました。
MLB公式の歴史解説では、ナショナルリーグは1876年に設立され、アメリカンリーグは1901年にメジャーリーグとして創設されたと整理されています。両リーグの対抗関係は、その後のプロ野球の発展やワールドシリーズの成立にもつながりました。
1903年には両リーグの優勝チームが対戦するワールドシリーズが開催されました。ア・リーグは当初8球団でスタートし、1961年に10球団、1969年に12球団へと拡大。その後も球団の増加や地区再編を経て、現在のリーグ構成へと発展しています。
リーグの主な変遷を整理すると、次のとおりです。
- 1876年:ナショナルリーグが設立される。
- 1900年1月29日:ウェスタンリーグがアメリカンリーグに改称。マイナーリーグとして活動する。
- 1901年:アメリカンリーグがメジャーリーグ宣言を行い、8球団で新たなシーズンを迎える。
- 1903年:ア・リーグとナ・リーグの優勝チームがワールドシリーズで対戦する。
- 1961年:ア・リーグが10球団に拡大する。
- 1969年:12球団となり、東地区・西地区の2地区制が導入される。
- 1977年:14球団に拡大する。
- 1994年:東・中・西の3地区制へ移行し、地区優勝チームなどによるポストシーズンの仕組みが再編される。
では、ナショナルリーグ(NL)とは何が違うのでしょうか。かつては指名打者(DH)制度の有無が代表的な違いでした。ア・リーグは1973年にDH制度を採用し、ナ・リーグでは長く投手も打席に立つ方式が続いていました。
しかし、2022年からナ・リーグにもDH制度が導入され、現在は両リーグで共通の制度となっています。したがって、昔のように「ア・リーグはDHあり、ナ・リーグはDHなし」と説明するのは正確ではありません。
2026年現在、両リーグはMLBという共通の枠組みの中で活動していますが、MVPはそれぞれ独立して選出されます。ア・リーグの選手がナ・リーグの選手と同じ投票枠で競うのではなく、各リーグの候補者同士で評価を争う仕組みです。
【選考基準と投票方式】アメリカンリーグMVPはどう決まる?
ア・リーグMVPは、全米野球記者協会(BBWAA)の投票によって選ばれます。監督や選手、ファンによる人気投票ではありません。公式の投票ルールに従って、記者がレギュラーシーズンの成績とチームへの貢献を評価します。
BBWAAの投票FAQによると、各リーグのMVP投票には30人の記者が参加します。各投票者は10人の選手を順位付きで記入し、順位に応じたポイントを割り当てます。
ポイント配分は、1位が14点、2位が9点、3位が8点で、10位の1点まで段階的に減少します。1位票の数だけでなく、2位以下を含む全投票の合計ポイントが最終順位を左右する点が特徴です。
例えば、2025年のア・リーグMVP投票では、ジャッジが355ポイントを獲得しました。シアトル・マリナーズのカル・ローリーは335ポイントで2位。ジャッジが17人の1位票、ローリーが13人の1位票を獲得する接戦でした。
投票の評価基準について、BBWAAは「MVPに何をもって値するか」を単一の数値だけで定義していません。投票者には、選手の攻撃力と守備力、出場試合数、チームに対する実際の価値などを考慮するよう示されています。
具体的には、次の要素を総合的に見ると、MVP選考の構造を理解しやすくなります。
- 打撃成績:打率、本塁打、打点、出塁率、長打率、OPSなど。
- 守備と走塁:守備力、走塁能力、攻守を通じた貢献。
- 出場機会:シーズンを通じてどれだけ試合に出場し、貢献を積み重ねたか。
- 総合的な価値:個人の数字だけでなく、攻守を通じてチームにもたらした価値。
- 投手としての実績:先発投手や救援投手も候補となり、野手だけに受賞資格が限られているわけではない。
重要なのは、特定の部門でリーグ1位になれば自動的に受賞できるわけではないことです。本塁打王や首位打者といったタイトルは有力な材料になりますが、MVPは複数の観点から選手を評価する賞です。
また、優勝チームやポストシーズン進出チームからしか選ばれないという規則もありません。チーム成績は評価の背景として議論されることがありますが、所属チームの順位だけで受賞資格が決まるわけではありません。過去の受賞者も再び受賞候補になることができます。
【歴代受賞者一覧】1931年から2025年までのア・リーグMVP
MLB公式のMVP受賞者一覧では、現在のBBWAAによるMVP選出は1931年から掲載されています。以下は、1931年から2025年までのアメリカンリーグMVP歴代受賞者を、最新シーズンから年代順に整理した一覧です。
なお、MVPに相当する賞は1931年より前にも存在しました。1911~1914年のチャルマーズ賞や、1920年代のリーグ賞などがその前身にあたります。ただし、選出制度や受賞資格が現在のMVPとは異なるため、以下では現行のBBWAAによる受賞者を対象としています。
| 年度 | アメリカンリーグMVP受賞者 |
|---|---|
| 2025年 | Aaron Judge(アーロン・ジャッジ) |
| 2024年 | Aaron Judge(アーロン・ジャッジ) |
| 2023年 | Shohei Ohtani(大谷翔平) |
| 2022年 | Aaron Judge(アーロン・ジャッジ) |
| 2021年 | Shohei Ohtani(大谷翔平) |
| 2020年 | José Abreu(ホセ・アブレイユ) |
| 2019年 | Mike Trout(マイク・トラウト) |
| 2018年 | Mookie Betts(ムーキー・ベッツ) |
| 2017年 | José Altuve(ホセ・アルトゥーベ) |
| 2016年 | Mike Trout(マイク・トラウト) |
| 2015年 | Josh Donaldson(ジョシュ・ドナルドソン) |
| 2014年 | Mike Trout(マイク・トラウト) |
| 2013年 | Miguel Cabrera(ミゲル・カブレラ) |
| 2012年 | Miguel Cabrera(ミゲル・カブレラ) |
| 2011年 | Justin Verlander(ジャスティン・バーランダー) |
| 2010年 | Josh Hamilton(ジョシュ・ハミルトン) |
| 2009年 | Joe Mauer(ジョー・マウアー) |
| 2008年 | Dustin Pedroia(ダスティン・ペドロイア) |
| 2007年 | Alex Rodriguez(アレックス・ロドリゲス) |
| 2006年 | Justin Morneau(ジャスティン・モーノー) |
| 2005年 | Alex Rodriguez(アレックス・ロドリゲス) |
| 2004年 | Vladimir Guerrero(ブラディミール・ゲレーロ) |
| 2003年 | Alex Rodriguez(アレックス・ロドリゲス) |
| 2002年 | Miguel Tejada(ミゲル・テハダ) |
| 2001年 | Ichiro Suzuki(イチロー) |
| 2000年 | Jason Giambi(ジェイソン・ジアンビ) |
| 1999年 | Iván Rodríguez(イバン・ロドリゲス) |
| 1998年 | Juan González(フアン・ゴンザレス) |
| 1997年 | Ken Griffey Jr.(ケン・グリフィー・ジュニア) |
| 1996年 | Juan González(フアン・ゴンザレス) |
| 1995年 | Mo Vaughn(モー・ボーン) |
| 1994年 | Frank Thomas(フランク・トーマス) |
| 1993年 | Frank Thomas(フランク・トーマス) |
| 1992年 | Dennis Eckersley(デニス・エカーズリー) |
| 1991年 | Cal Ripken Jr.(カル・リプケン・ジュニア) |
| 1990年 | Rickey Henderson(リッキー・ヘンダーソン) |
| 1989年 | Robin Yount(ロビン・ヨーント) |
| 1988年 | José Canseco(ホセ・カンセコ) |
| 1987年 | George Bell(ジョージ・ベル) |
| 1986年 | Roger Clemens(ロジャー・クレメンス) |
| 1985年 | Don Mattingly(ドン・マッティングリー) |
| 1984年 | Willie Hernández(ウィリー・ヘルナンデス) |
| 1983年 | Cal Ripken Jr.(カル・リプケン・ジュニア) |
| 1982年 | Robin Yount(ロビン・ヨーント) |
| 1981年 | Rollie Fingers(ローリー・フィンガーズ) |
| 1980年 | George Brett(ジョージ・ブレット) |
| 1979年 | Don Baylor(ドン・ベイラー) |
| 1978年 | Jim Rice(ジム・ライス) |
| 1977年 | Rod Carew(ロッド・カルー) |
| 1976年 | Thurman Munson(サーマン・マンソン) |
| 1975年 | Fred Lynn(フレッド・リン) |
| 1974年 | Jeff Burroughs(ジェフ・バローズ) |
| 1973年 | Reggie Jackson(レジー・ジャクソン) |
| 1972年 | Dick Allen(ディック・アレン) |
| 1971年 | Vida Blue(ビダ・ブルー) |
| 1970年 | Boog Powell(ブーグ・パウエル) |
| 1969年 | Harmon Killebrew(ハーモン・キルブルー) |
| 1968年 | Denny McLain(デニー・マクレイン) |
| 1967年 | Carl Yastrzemski(カール・ヤストレムスキー) |
| 1966年 | Frank Robinson(フランク・ロビンソン) |
| 1965年 | Zoilo Versalles(ゾイロ・ベルサイエス) |
| 1964年 | Brooks Robinson(ブルックス・ロビンソン) |
| 1963年 | Elston Howard(エルストン・ハワード) |
| 1962年 | Mickey Mantle(ミッキー・マントル) |
| 1961年 | Roger Maris(ロジャー・マリス) |
| 1960年 | Roger Maris(ロジャー・マリス) |
| 1959年 | Nellie Fox(ネリー・フォックス) |
| 1958年 | Jackie Jensen(ジャッキー・ジェンセン) |
| 1957年 | Mickey Mantle(ミッキー・マントル) |
| 1956年 | Mickey Mantle(ミッキー・マントル) |
| 1955年 | Yogi Berra(ヨギ・ベラ) |
| 1954年 | Yogi Berra(ヨギ・ベラ) |
| 1953年 | Al Rosen(アル・ローゼン) |
| 1952年 | Bobby Shantz(ボビー・シャンツ) |
| 1951年 | Yogi Berra(ヨギ・ベラ) |
| 1950年 | Phil Rizzuto(フィル・リズート) |
| 1949年 | Ted Williams(テッド・ウィリアムズ) |
| 1948年 | Lou Boudreau(ルー・ブードロー) |
| 1947年 | Joe DiMaggio(ジョー・ディマジオ) |
| 1946年 | Ted Williams(テッド・ウィリアムズ) |
| 1945年 | Hal Newhouser(ハル・ニューハウザー) |
| 1944年 | Hal Newhouser(ハル・ニューハウザー) |
| 1943年 | Spud Chandler(スパッド・チャンドラー) |
| 1942年 | Joe Gordon(ジョー・ゴードン) |
| 1941年 | Joe DiMaggio(ジョー・ディマジオ) |
| 1940年 | Hank Greenberg(ハンク・グリーンバーグ) |
| 1939年 | Joe DiMaggio(ジョー・ディマジオ) |
| 1938年 | Jimmie Foxx(ジミー・フォックス) |
| 1937年 | Charlie Gehringer(チャーリー・ゲーリンジャー) |
| 1936年 | Lou Gehrig(ルー・ゲーリッグ) |
| 1935年 | Hank Greenberg(ハンク・グリーンバーグ) |
| 1934年 | Mickey Cochrane(ミッキー・コクレーン) |
| 1933年 | Jimmie Foxx(ジミー・フォックス) |
| 1932年 | Jimmie Foxx(ジミー・フォックス) |
| 1931年 | Lefty Grove(レフティ・グローブ) |
歴代の顔ぶれを見ると、複数回受賞した選手がア・リーグの歴史を彩ってきたことが分かります。近年ではジャッジが2022年、2024年、2025年に受賞し、大谷翔平も2021年と2023年にア・リーグMVPに選ばれました。
さらに時代をさかのぼると、ミッキー・マントル、ヨギ・ベラ、ジョー・ディマジオ、ジミー・フォックスら、MLB史を代表する選手たちが複数回受賞しています。MVPの歴史は、単年の成績だけでなく、各時代にどのような選手が野球の価値を体現してきたかを振り返る記録でもあります。
【2025年の受賞理由】アーロン・ジャッジはなぜMVPに選ばれたのか
2025年のア・リーグMVP争いを象徴したのは、ジャッジとカル・ローリーの競争です。ジャッジはヤンキースの主軸として圧倒的な打撃成績を残し、ローリーはシアトル・マリナーズの捕手として60本塁打を記録しました。両者にはそれぞれ異なる強みがあり、投票結果が注目を集めました。
MLB公式の受賞発表によると、ジャッジは2025年に打率.331、53本塁打を記録し、出塁率.457、長打率.688、OPS1.145という数字を残しました。打率はリーグ最高で、本塁打だけでなく、出塁能力や長打力でも高い水準を維持しました。
ジャッジは355ポイントを獲得し、ローリーの335ポイントを上回りました。1位票はジャッジが17票、ローリーが13票です。ホームラン数だけを比較すればローリーが上回っていましたが、投票では打撃の総合力やシーズンを通じた価値などが評価され、ジャッジが選ばれました。
この結果は、MVPの受賞理由を理解するうえで重要な事例です。本塁打数は分かりやすい指標ですが、それだけでMVPが決まるわけではありません。打率、出塁率、長打率、走塁、守備、出場機会など、複数の要素が選考の議論に影響します。
また、2024年のジャッジは満票で受賞しましたが、2025年はローリーとの接戦を制しました。同じ選手が連続受賞しても、毎年の競争環境やライバルの成績によって投票の構図は変わります。過去の受賞歴があるからといって、翌年の受賞が保証されるわけではありません。
この点は、2026年のMVP候補を考える際にも当てはまります。シーズン中の話題性や本塁打ランキングだけで判断するのではなく、最終的な成績、攻守の貢献、出場試合数、他の候補者との比較を合わせて見る必要があります。

【ナ・リーグMVPとの比較】受賞者の評価はどこが違う?
メジャーリーグベースボールでは、アメリカンリーグとナショナルリーグから、それぞれ1人ずつMVPが選ばれます。両リーグの受賞者は同じ賞の名称を持ちますが、投票は独立して行われます。そのため、ア・リーグの候補者がナ・リーグの候補者に勝つという仕組みではありません。
2025年のナ・リーグMVPは、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平でした。大谷はナ・リーグで2年連続、通算4度目のMVPを獲得しました。2023年にはア・リーグのロサンゼルス・エンゼルス所属で受賞しており、異なるリーグでMVPに選ばれた実績があります。
2025年の両リーグの受賞者を比べると、ジャッジは打率と長打力を高い水準で両立させた打者として評価され、大谷は打者としての貢献に加え、投手としての実績も持つ選手として評価されました。2025年は投打の二刀流としての貢献も大谷の評価を後押ししました。
ただし、MVP選考には全選手に一律に適用される単一の数値基準があるわけではありません。打者と投手では評価すべき成績が異なり、捕手や守備力に優れた選手も、それぞれの役割に応じた貢献を示します。
また、DH制度は2022年から両リーグ共通となっているため、現在のア・リーグとナ・リーグの違いを、単純にルールの違いだけで説明することはできません。球団構成やリーグの歴史は異なりますが、MVPは各リーグのレギュラーシーズンで最も価値を発揮した選手を選ぶ賞です。
【MVPニュースの読み方】候補予想と確定情報を見分けるポイント
アメリカンリーグMVPを検索すると、「有力候補」「最終候補」「受賞確実」といった表現を目にすることがあります。しかし、これらは同じ意味ではありません。ニュースの段階を見分けることが、最新情報を正しく理解する第一歩です。
- 有力候補:成績や記者の評価などを踏まえ、受賞の可能性が高いと見られている選手。受賞決定ではありません。
- 最終候補:投票で上位3位に入った選手を指します。BBWAAでは通常、受賞発表の約1週間前に最終候補が公表されます。
- 受賞者:公式発表によってMVPに選ばれたことが確定した選手です。
- 投票結果:総ポイント、1位票、順位別の票数などを確認することで、接戦の度合いや評価の分かれ方が分かります。
もう一つ注意したいのは、MVPと他の個人賞を混同しないことです。例えば、ハンク・アーロン賞は各リーグの優れた打者を表彰する賞であり、MVPとは選考の目的や仕組みが異なります。ゴールドグラブ賞は守備、サイ・ヤング賞は投手としての成績が中心となる賞です。
特定の部門でタイトルを獲得したことと、MVPに選ばれたことは別の実績です。ニュースを読む際は、どの賞についての話なのか、対象期間はレギュラーシーズンなのか、正式な投票結果が公表されているのかを確認しましょう。
2026年のMVP情報を追う場合も同様です。MLB公式の発表日程、BBWAAの公式情報、最終的な投票結果を優先すれば、候補予想と確定した受賞情報を区別できます。歴代受賞者を調べる際は、年度と所属リーグも併せて確認すると、ア・リーグとナ・リーグの記録を取り違えにくくなります。
【アメリカンリーグMVP】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のアメリカンリーグMVPは誰ですか?
A1:2026年10月24日時点では、まだ発表されていません。MLB公式の表彰日程では11月12日にMVP受賞者が発表される予定です。直近の確定受賞者は2025年のアーロン・ジャッジです。
Q2:アメリカンリーグMVPはどのように決まりますか?
A2:全米野球記者協会(BBWAA)の記者30人が投票し、順位ごとに割り当てられたポイントの合計で受賞者が決まります。1位は14点、2位は9点、3位は8点で、10位の1点まで配点されます。評価対象はレギュラーシーズンの成績です。
Q3:アメリカンリーグMVPの歴代受賞者は誰ですか?
A3:現行のBBWAAによるMVPは1931年から記録されています。近年ではアーロン・ジャッジが2022年、2024年、2025年に受賞し、大谷翔平も2021年と2023年にア・リーグMVPに選ばれています。詳しい年度別一覧は本文の歴代受賞者表で確認できます。
Q4:ア・リーグMVPとナ・リーグMVPの違いは何ですか?
A4:両者は同じMLBのMVP賞ですが、投票はリーグごとに独立して行われます。ア・リーグの選手はア・リーグの候補者間で、ナ・リーグの選手はナ・リーグの候補者間で評価されます。
Q5:MVPは本塁打が最も多い選手が受賞するのですか?
A5:必ずしもそうではありません。打率、出塁率、長打率、守備、走塁、出場機会など、複数の要素が評価されます。2025年は60本塁打を記録したカル・ローリーを、打率.331、53本塁打などの成績を残したアーロン・ジャッジが投票で上回りました。
まとめ:2026年のMVP動向と歴代記録を正しく理解するために
アメリカンリーグMVPを理解するには、最新の受賞者、歴代の記録、選考方式、そしてア・リーグそのものの歴史を一緒に押さえることが重要です。ウェスタンリーグを前身とするア・リーグは、1900年の改称と1901年のメジャーリーグ宣言を経て、MLBの主要なリーグとして発展してきました。
2025年の受賞者はアーロン・ジャッジで、2026年の受賞者発表は11月12日の予定です。2026年の候補を追う際は、予想記事と公式発表を区別し、最終的な投票ポイントやレギュラーシーズンの成績を確認することが欠かせません。
また、MVPは本塁打数や打率など一つの指標だけで決まる賞ではありません。投票者は攻守の能力や出場機会、チームへの貢献を含む幅広い観点から評価します。歴代受賞者の記録を振り返りながら選考基準を理解すれば、シーズンごとに異なるMVP争いの意味も、より具体的に読み解けるようになります。 (出典: アメリカン リーグ mvp(Yahoo!ニュース))