大相撲の幕下番付2026年最新|東西の順位・十両昇進条件と待遇差を徹底解説
大相撲の幕下番付は、十両昇進を目指す力士たちの実力と将来性が交差する重要なランキングです。幕下は十両のすぐ下に位置する階級で、番付上位で好成績を残せば関取への昇進が見えてきます。一方、幕下で優勝しても、番付の位置や十両との入れ替え状況によっては、すぐに昇進できるとは限りません。
2026年10月25日時点で、最新の公表済み番付は令和8年9月場所のものです。次の九州場所の番付は10月26日に発表予定で、9月30日の番付編成会議では旭富士と竜鳳の新十両昇進が決まりました。幕下上位の顔ぶれが大きく変わる節目を迎えています。
この記事では、最新の幕下番付表、東西の順位の読み方、昇進条件、勝ち越しによる番付変動、取組数、給料と待遇の違いまで、2026年の最新情報をもとに整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 最新番付:10月25日時点の最新公表版は2026年9月場所。九州場所の新番付は10月26日発表予定です。
- 十両昇進:幕下15枚目以内で7戦全勝した力士は昇進の有力候補になりますが、番付編成の事情も関係します。
- 取組と待遇:幕下の本場所は原則7番。十両以上の関取とは異なり、幕下以下には月給が支給されません。
【2026年最新】幕下番付表と東西の上位力士一覧
幕下番付を見る際は、まず対象となる場所を確認する必要があります。2026年9月場所の番付は8月31日に発表され、場所は9月13日から27日まで開催されました。10月25日時点では、この9月場所の番付が最新の公表版です。次の九州場所に向けた新番付の発表後は、昇進・降格を反映した最新の表に切り替わります。
以下は、令和8年9月場所の幕下上位15枚目までの番付です。東西の位置関係を確認するとともに、十両昇進を争う力士たちの名前を把握しておきましょう。なお、この表は9月場所の番付であり、旭富士と竜鳳はその後、11月場所の新十両に決まっています。
出典:日本相撲協会の番付情報、9月場所の力士別成績、番付編成会議の発表。
| 番付 | 東 | 西 |
|---|---|---|
| 筆頭 | 西ノ龍 | 旭富士 |
| 2枚目 | 欧勝海 | 日向丸 |
| 3枚目 | 大喜翔 | 栃幸大 |
| 4枚目 | 竜鳳 | 碇潟 |
| 5枚目 | 藤壮大 | 大花竜 |
| 6枚目 | 藤天晴 | 夢道鵬 |
| 7枚目 | 荒篤山 | 豪刃雄 |
| 8枚目 | 天昇山 | 大雄翔 |
| 9枚目 | 不動豊 | 上戸 |
| 10枚目 | 北天海 | 白鷹山 |
| 11枚目 | 對馬洋 | 東俊隆 |
| 12枚目 | 延原 | 旭水野 |
| 13枚目 | 若雅 | 漣 |
| 14枚目 | 天空海 | 長内 |
| 15枚目 | 北大地 | 三田 |
この上位15枚目には、幕下から十両へ上がるために重要な位置を占める力士が並びます。特に筆頭から5枚目付近は、成績と十両からの降格人数によって昇進の可能性が大きく変わるゾーンです。
2026年9月場所では、西幕下筆頭の旭富士が6勝1敗、東幕下4枚目の竜鳳が4勝3敗でした。両者は9月30日の番付編成会議で新十両昇進が発表されています。幕下上位の成績が、実際に関取への昇進につながった具体例です。なお、九州場所の新番付発表後には、この2人は幕下ではなく十両の番付に掲載されます。

【幕下番付の見方】何枚目まである?東と西の順位はどう違う?
大相撲の番付は、力士の地位と序列を示すものです。幕下は十両の下、三段目の上に位置し、一般的には東西それぞれ60枚目まで、合計約120人で構成されます。番付の人数や実際の配置は、編成上の事情によって変わる場合があります。
「幕下筆頭」は幕下の最上位を意味し、通常は「幕下1枚目」とは表現せず「筆頭」と呼びます。2枚目、3枚目と数字が大きくなるほど下位になり、60枚目に近づくほど十両から遠い位置になります。
東西は同じ地位の中での序列を示します。一般的に、同じ枚数なら東が西より上位です。たとえば東幕下3枚目と西幕下3枚目では、東幕下3枚目が上位として扱われます。ただし、東西の差だけで十両昇進が決まるわけではなく、実際の成績や周囲の力士の番付も関係します。
番付表を見るときは、次の3点を意識すると、力士の置かれた状況を把握しやすくなります。
- 現在の位置:筆頭から5枚目付近なのか、15枚目以内なのか、それより下なのか。
- 直近の成績:勝ち越しか負け越しか、6勝1敗や7戦全勝などの好成績を残したか。
- 次の場所の動き:十両から幕下に落ちる力士が何人いるか、新十両に上がる枠がどれほどあるか。
番付は単なる成績表ではありません。前の場所の結果をもとに、次の場所で誰がどの地位に就くかを示す、力士の競争関係を可視化したものです。
【番付の決め方】勝ち越し・負け越しで何枚動くのか
幕下番付は、本場所の成績を基礎として、日本相撲協会の番付編成会議で決められます。ただし、勝ち星と番付の上昇幅が一律に対応するわけではありません。前の番付、対戦相手、他の力士の成績、十両との入れ替えなどを総合して調整されます。
幕下の本場所は原則7番です。したがって、4勝3敗なら勝ち越し、3勝4敗なら負け越しです。6勝1敗や7戦全勝なら大きく番付を上げる可能性がありますが、何枚上がるかは現在の地位と周囲の成績によって変わります。
幕内や十両では15日間のうち原則15番を取るのに対し、幕下以下は7番しかありません。そのため、1勝の違いが勝ち越しか負け越しかを分け、翌場所の番付に大きく影響します。幕下では4勝3敗でも、番付上位なら十両昇進の可能性が生まれる一方、下位での勝ち越しは幕下内の昇降にとどまることがあります。
また、休場によって取組数が減った場合も、番付の判断ではその力士の最終成績が重要です。単純に「勝ち越したから必ず何枚上がる」「負け越したから必ず何枚下がる」と決めつけるのは正確ではありません。

【十両昇進の条件】幕下15枚目以内の全勝はどこまで有利?
幕下力士にとって最大の目標の一つが十両昇進です。十両以上になると「関取」と呼ばれ、月給や待遇が大きく変わります。ただし、幕下で好成績を挙げるだけで自動的に昇進できるわけではありません。
特に注目されるのが、幕下15枚目以内で7戦全勝した力士です。日本相撲協会の公式クイズでも紹介されている内部規定では、幕下15枚目以内で全勝優勝した力士は十両昇進の対象となります。ただし、番付編成の都合による例外があり、無条件の昇進を保証する制度ではありません。
昇進判断では、主に次の要素が関係します。
- 番付の位置:幕下筆頭から5枚目付近など、十両に近い位置にいるか。
- 勝ち星:7戦全勝か、6勝1敗・5勝2敗などの好成績か。
- 十両の降格人数:十両から幕下へ下がる力士が何人いるか。
- 他の昇進候補:同じように好成績を残した力士が何人いるか。
2026年9月場所の旭富士と竜鳳は、この仕組みを理解するうえで興味深い事例です。旭富士は西幕下筆頭で6勝1敗、竜鳳は東幕下4枚目で4勝3敗でしたが、両者とも九州場所の新十両に決まりました。7戦全勝でなくても、番付上位での成績と昇進枠の状況によって関取になれることを示しています。
一方、幕下優勝そのものと十両昇進は別の話です。2026年9月場所の幕下優勝者は、西幕下25枚目の伊波でした。7戦全勝で優勝しても、幕下15枚目より下の位置から直ちに十両へ上がるとは限りません。優勝の価値は大きいものの、昇進には番付の位置も関わります。
したがって、十両昇進の可能性を判断するときは、優勝したかどうかだけではなく、現在の枚数、成績、十両からの降格人数を一緒に見ることが大切です。
【幕下と十両の違い】取組数・給料・待遇を比較
幕下と十両の最大の違いは、単に番付が一段違うことではありません。十両以上は関取として扱われ、月給が支給される一方、幕下以下は養成員という区分になります。収入、生活環境、日常の役割まで大きく異なります。
取組数の違いも重要です。幕下は本場所で原則7番ですが、十両は原則15番です。幕下では限られた取組で勝ち越しを目指すため、一番ごとの結果が番付に与える影響が大きくなります。十両に上がると取組数が増え、15日間を通じて安定した成績を残す力も問われます。
給料の違いは、さらに明確です。2026年11月場所までの幕下の場所手当は1場所16万5,000円で、月給制ではありません。年6場所すべてに出場した場合、場所手当だけなら年間99万円が目安です。これに勝ち星金や勝ち越し金などが加わります。
一方、十両の月給は2026年時点で110万円です。幕下の場所手当と単純に比較しても、関取になることで収入の仕組みが大きく変わります。関取には個室や付け人などの待遇もあり、幕下以下とは生活上の立場にも差があります。ただし、部屋での具体的な生活環境や支援の内容には違いがあります。
さらに、日本相撲協会は2027年1月場所から力士の給与や手当を改定すると発表しています。十両の月給は110万円から120万円に、幕下の場所手当は16万5,000円から18万円に増額される予定です。幕下以下の勝ち星金や勝ち越し金も引き上げられます。
この改定は、幕下力士にとっても見逃せない変化です。ただし、場所手当は月給とは異なり、本場所ごとに支給されるものです。幕下の年間収入を考える場合は、場所手当だけでなく、成績に応じた支給や賞金、部屋からの支援なども区別して考える必要があります。

【幕下優勝と注目力士】歴代記録を見るときのポイント
幕下優勝の記録を追うときは、優勝回数だけでなく、優勝時の番付と翌場所の地位にも注目すると、力士の成長過程がよく分かります。幕下上位での優勝と、幕下中位・下位での優勝では、翌場所に目指せる地位が異なるからです。
2026年の旭富士は、下位の階級から急速に番付を上げた例です。日本相撲協会の公式プロフィールによると、1月場所に序ノ口、3月場所に序二段、5月場所に三段目、7月場所に幕下でそれぞれ優勝を記録しました。さらに9月場所は幕下筆頭で6勝1敗を挙げ、9月30日に新十両昇進が発表されています。
この経過から分かるのは、幕下優勝がゴールではなく、上位の番付で結果を残し続けることが関取昇進につながるという点です。下位で優勝した力士は、まず幕下上位への進出を目指し、その後に十両昇進の条件を満たしていくことになります。
また、2026年9月場所の幕下優勝者である伊波は、西幕下25枚目から7戦全勝を記録しました。幕下上位で全勝した力士と、下位で全勝した力士では、同じ優勝でも翌場所に置かれる地位が異なる可能性があります。番付と成績をセットで見ることが、昇進の行方を理解する近道です。
番付発表の時期にも注目しましょう。新番付は原則として本場所の約2週間前に発表されます。2026年の九州場所は、10月26日の発表が予定されています。新番付が出たら、9月場所の成績だけでなく、昇進した力士と幕下に下がった力士の人数を確認すると、番付編成の考え方が見えてきます。
【プロの結論】幕下番付を読むときに重視すべきなのは、優勝という一つの結果だけではありません。番付の位置、7番の成績、十両との入れ替え、次の場所の地位を一連の流れとして追うことです。これらを押さえれば、十両昇進の可能性をより現実的に判断できます。
【大相撲番付幕下】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:幕下は何枚目までありますか?
A1:一般的には東西それぞれ60枚目まで、合計約120人で構成されます。幕下筆頭が最上位で、枚数が大きくなるほど下位になります。
Q2:幕下で4勝3敗なら十両に昇進できますか?
A2:4勝3敗は勝ち越しですが、それだけで昇進が決まるわけではありません。幕下筆頭などの上位であるか、十両から幕下へ降格する力士が何人いるかなどが関係します。
Q3:幕下力士は1場所に何番取り、給料はいくらですか?
A3:本場所は原則7番です。2026年11月場所までの幕下の場所手当は1場所16万5,000円で、十両以上のような月給はありません。2027年1月場所からは場所手当が18万円に増額される予定です。
まとめ:幕下番付は順位・成績・昇進枠をセットで読む
2026年10月25日時点で最新の公表済み幕下番付は9月場所のものです。翌26日には九州場所の新番付が発表予定で、旭富士と竜鳳の新十両昇進も反映されます。最新の力士一覧を確認する際は、どの場所の番付なのかを最初に確かめましょう。
幕下の番付は、東西の順位、7番の成績、他の力士の昇降によって変動します。幕下15枚目以内の全勝は十両昇進の有力な条件ですが、優勝や勝ち越しだけで自動的に昇進が決まるわけではありません。
幕下と十両の間には、取組数だけでなく月給や生活上の待遇にも大きな差があります。だからこそ、幕下上位の一番一番には、次の地位を懸けた意味があります。番付表を読む際は、現在の順位、直近の成績、昇進・降格の動きを合わせて確認し、力士が関取へ近づいているかを見極めてください。 (出典: 大相撲 番付 幕下(Yahoo!ニュース))