天皇賞秋2026追い切り速報|マスカレードボール連覇へ、1週前時計と最終診断の要点を徹底解説
2026年の天皇賞(秋)は、11月1日(日曜)に東京競馬場の芝2000メートルで行われる。連覇を狙うマスカレードボールをはじめ、クロワデュノール、ダノンデサイル、リアライズシリウスなど実力馬が集まり、秋の中距離王決定戦に向けた調整が本格化している。
10月21日・22日に行われた1週前追い切りでは、マスカレードボールが美浦ウッドコースでリアライズシリウスと併せ馬を実施。両馬ともラスト1ハロン11秒0を記録し、順調な動きを見せた。さらに、栗東CWコースで好時計をマークしたダノンデサイルやクロワデュノール、初コンタクトとなったレガレイラの動きも見逃せない。ここでは、各馬の調教時計と併せ馬の内容を整理し、最終追い切りで確認したいポイントまで解説する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- マスカレードボール:10月22日の美浦ウッドで6ハロン82秒4、ラスト1ハロン11秒0。リアライズシリウスと併入し、連覇へ向けて順調な動きを見せた。
- リアライズシリウス:同じ併せ馬で6ハロン82秒8、ラスト1ハロン11秒0。前走からの上積みと、古馬GⅠ級の相手に対する動きが注目材料となる。
- 最終追い切りの焦点:1週前の時計だけで判断せず、終いの反応、折り合い、併せ馬での手応え、レース当週の仕上がりを確認したい。
【天皇賞秋2026最新情報】1週前追い切りで見えてきた有力馬の状態
2026年10月23日時点で、調教評価の中心となるのは前日の22日までに行われた1週前追い切りだ。第174回天皇賞(秋)は11月1日開催で、JRA公式サイトでは出走馬情報を10月25日、調教動画を10月29日に公開する予定としている。
つまり、現段階では1週前の動きから各馬の状態を比較し、レース週の最終追い切りで評価を更新するのが基本となる。最終追い切りの時計や映像がまだ公開されていない段階で、最終診断を確定させるのは早い。
今回の注目点は、単純な時計の速さだけではない。マスカレードボールは調教での走りに精神面の成長が見られ、リアライズシリウスは強い相手と互角の動きを披露した。さらに、ダノンデサイルとクロワデュノールは栗東CWコースで負荷をかけ、レガレイラも新コンビでの調整を進めている。
各馬の調整過程が異なる以上、同じ基準で時計だけを並べるのではなく、調教の目的と動きの質を合わせて見ることが大切だ。

【1週前追い切り評価】調教時計と併せ馬を一覧で比較
10月21日・22日に報じられた主要馬の追い切り内容を整理した。評価は公表された時計、追い方、併せ馬での結果をもとにした現段階の見立てであり、最終追い切りや当日の馬体重を反映した確定評価ではない。
| 馬名 | 追い切り内容・時計 | 動きの評価 | 最終追い切りの確認点 |
|---|---|---|---|
| マスカレードボール | 10月22日・美浦W。6F82秒4、5F66秒8、1F11秒0。併入。 | 高評価。リズムの良さと終いの反応が目立つ。 | 折り合い、反応の鋭さ、疲労を残さない調整。 |
| リアライズシリウス | 10月22日・美浦W。6F82秒8、5F67秒3、1F11秒0。併入。 | 上昇気配。終いの脚はマスカレードボールと同時計。 | 馬体の絞れ具合、前走からの上積み。 |
| ダノンデサイル | 10月21日・栗東CW。6F78秒1、1F11秒6。併せ馬で先着。 | 高評価。全体時計と力強い伸びが目を引く。 | 走行中の傾き、直線での反応、東京芝2000mへの適性。 |
| クロワデュノール | 10月21日・栗東CW。6F80秒4、1F11秒6。3頭併せで最先着。 | 高評価。負荷をかけたうえで反応の改善を示した。 | 抜け出した後の集中力、最終段階での上積み。 |
| レガレイラ | 10月21日・美浦W。6F79秒9、1F11秒5。併せ馬で先着。 | 好内容。新コンビでの初追い切りをこなした。 | 騎手との呼吸、折り合い、追ってからの加速。 |
| エルトンバローズ | 10月22日・栗東CW。6F81秒3、1F11秒2。3頭併せで併入。 | 順調。終いの動きは良好で、先行力を生かせる状態かが焦点。 | 前進気勢、道中の行きっぷり、距離延長への対応。 |
| コスモキュランダ | 10月22日・美浦W。5F65秒4、1F11秒6。3頭併せで先着・併入。 | 負荷をかけた調整。時計だけでなくレースでの変化を見たい。 | ブリンカー着用時の集中力、直線での反応。 |
時計の出方にはコースや走行距離、追い方の違いがある。たとえばダノンデサイルの6ハロン78秒1は目を引くが、マスカレードボールの82秒4と数字だけで優劣を決めることはできない。両馬は異なるトレーニングセンターの異なるコースで調整しているためだ。
比較の際には、全体時計、ラスト1ハロン、追い方、併せ馬の相手、先着・併入・遅れの組み合わせを確認したい。時計が速くても、追われてからの反応が鈍かったり、道中で力んだりする場合は評価を慎重にする必要がある。
【マスカレードボール対リアライズシリウス】美浦ウッドの動きを徹底検証
今回の1週前追い切りで最も比較しやすいのが、同じ手塚貴久厩舎に所属するマスカレードボールとリアライズシリウスの併せ馬だ。10月22日、美浦ウッドコースで両馬が並んで追われ、それぞれラスト1ハロン11秒0を記録した。
スポニチ競馬Webやサンケイスポーツ配信の報道によると、マスカレードボールは嶋田純次騎手が騎乗。リアライズシリウスを追走し、直線で内から並びかける形となった。時計は6ハロン82秒4、5ハロン66秒8、4ハロン51秒9、3ハロン37秒1、ラスト1ハロン11秒0。追い切りでは一杯に追われ、最後は併入している。
一方、リアライズシリウスは津村明秀騎手が騎乗し、6ハロン82秒8、5ハロン67秒3、4ハロン52秒3、3ハロン37秒4、ラスト1ハロン11秒0を記録した。ゴール前で強めに追われ、こちらも併入。全体時計ではマスカレードボールが先行したが、最後の1ハロンは同じ数字だった。
マスカレードボールの評価:精神面の成長が大きな材料
昨年の天皇賞(秋)を制したマスカレードボールにとって、今回の課題は連覇に向けて能力を維持し、海外遠征後の状態を国内GⅠ仕様に整えられるかどうかだ。
手塚調教師は、報道の中で「すごくいいですね」と手応えを示している。また、以前よりも調教でスムーズに走れるようになった点にも触れており、精神面の変化がうかがえる。
香港のクイーンエリザベス2世カップでは2着、英国のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスでは7着。異なる環境での海外GⅠを経て、今回は国内に戻っての一戦となる。1週前にしっかり時計を出せたことは好材料だが、最終追い切りでは疲労の有無と、余計な力みを見せずに走れるかを見極めたい。
リアライズシリウスの評価:終いの時計は互角、上積みに注目
リアライズシリウスは、マスカレードボールより全体時計で0秒4遅かったものの、ラスト1ハロンは同じ11秒0だった。併せ馬で見劣らなかった点は、状態を評価するうえでのプラス材料となる。
津村騎手は、報道で「マスカレードボールにも全然劣ることなく」と手応えを語り、前走からの状態の上向きにも言及している。毎日王冠では7着だったが、休み明けを使ったことによる上積みがどこまで表れるかが焦点だ。
ただし、併せ馬で互角に動いたことと、本番で古馬の一線級を相手に同じパフォーマンスを発揮できることは別問題である。最終追い切りでは、馬体の絞れ具合、折り合い、直線での反応を重点的に確認したい。

【有力馬の仕上がり診断】ダノンデサイル、クロワデュノール、レガレイラにも注目
ダノンデサイル:全体時計の速さと反応を評価
10月21日の栗東CWコースでは、2024年の日本ダービー馬ダノンデサイルが6ハロン78秒1、ラスト1ハロン11秒6を記録した。オメガインペリアルを追走し、直線で力強く伸びて約1馬身半先着している。
騎乗した戸崎圭太騎手は、走行中の傾きを確認しながら調整したと説明し、道中のリズムや追ってからの反応について好感触を伝えた。前走の宝塚記念では3着。今回が東京芝2000メートルへの初挑戦となるため、追い切りの時計に加え、コーナーから直線にかけてスムーズに加速できるかが重要になる。
ダノンデサイルの評価では、全体時計だけを過大評価しないことも大切だ。レース本番で求められるのは、長い直線で脚を使い切るための折り合いと持続力である。最終追い切りで走りのバランスが整っていれば、評価をさらに上げる余地がある。
クロワデュノール:3頭併せで最先着、反応の改善が好材料
クロワデュノールは10月21日、栗東CWコースでタガノエルピーダ、ホーリーブラッサムとの3頭併せを行い、6ハロン80秒4、ラスト1ハロン11秒6をマーク。直線では外から伸びて最先着した。
斉藤崇史調教師は、動き出してからの反応が良くなっていると説明している。春は大阪杯と天皇賞(春)を制し、宝塚記念でも2着に入った実力馬だけに、休養を挟んだ秋の始動戦でどこまで状態を戻せているかがポイントだ。
一方、併せ馬で先着したという結果だけでは、レースでの集中力まで保証されない。調教師のコメントにもあったように、先頭に立った後の気持ちの持続が最終追い切りで確認したい点となる。
レガレイラ:新コンビとの呼吸を最終追い切りで確認
レガレイラは10月21日、美浦ウッドコースでアルセナールと併せ馬を実施。6ハロン79秒9、ラスト1ハロン11秒5を記録し、ゴール前で追われて先着した。今回からコンビを組む岩田望来騎手が騎乗し、初めて実際の動きを確かめた点も注目される。
岩田望来騎手は、フットワークは良かったとしながら、想定していたイメージとの違いにも触れている。追ってからの加速は確認できたものの、最終追い切りでは騎手との呼吸や折り合いがさらに整っているかを見たい。
このほか、エルトンバローズは栗東CWコースで6ハロン81秒3、ラスト1ハロン11秒2を記録し、3頭併せで併入。コスモキュランダは美浦ウッドコースで5ハロン65秒4、ラスト1ハロン11秒6をマークし、負荷をかけた調整を行った。前者は先行力を生かす形、後者はブリンカー着用による集中力の変化が、それぞれ本番での評価につながりそうだ。
【最終追い切り診断】10月29日のJRA調教動画で見るべき5つのポイント
2026年10月23日時点では、天皇賞(秋)の最終追い切りに関する各馬の時計や映像を使った最終評価はまだ確定していない。JRA公式サイトは調教動画を10月29日(木曜)に公開予定としている。動画が公開されたら、1週前追い切りからの変化を次の5項目で確認したい。
1.ラスト1ハロンの数字だけでなく、加速の仕方を見る
ラスト1ハロン11秒0のような速い数字は目を引く。しかし、直線に入ってから徐々に加速したのか、追われて一気に反応したのかでは意味合いが異なる。ゴール前で余力を残せているか、促されてからの反応が鈍くないかを映像で確認したい。
2.併せ馬で先着したかより、手応えと走りの質を重視する
併せ馬で先着すれば好印象を持ちやすいが、相手との能力差や追い方によって結果は変わる。相手が強く追われている一方で自分は馬なりだったのか、それとも自分だけが強く追われていたのか。ゴール時の着差だけでは分からない情報が多い。
マスカレードボールとリアライズシリウスのように、異なる負荷で同じラスト1ハロンを記録した場合は、数字と追い方をセットで見る必要がある。
3.折り合いと頭の位置、走行中のバランスを確認する
道中で力んでいる馬は、速い時計を出していてもレース本番で余計なスタミナを使う可能性がある。頭の位置が安定しているか、騎手の手綱に素直に反応しているか、コーナーで外に張っていないかを確認したい。
特に東京芝2000メートルは、序盤の位置取りと道中のリズムがレース全体に影響するコースだ。調教で折り合いがついていることは、末脚を生かすうえでの重要な判断材料になる。
4.1週前からの上積みと疲労の有無を見極める
1週前に強い負荷をかけた馬が、最終追い切りでも同じように速い時計を出す必要はない。レース直前は、負荷をかけることよりもコンディションを整えることが目的になる場合もある。
1週前より時計が遅くなっていても、動きが軽くなり、手応えに余裕があれば必ずしもマイナスではない。逆に、強く追われても反応が鈍い場合や、走りに硬さが見える場合は慎重に判断したい。
5.JRA調教動画では走行全体を確認する
JRAの調教動画を見る際は、最後の直線だけでなく、スタートから道中、コーナー、ゴールまでの一連の動きに注目したい。前半で力んでいないか、コーナーでリズムを崩していないか、ゴール後も余裕を持って走れているかを確認することで、時計表だけでは見えにくい部分を補える。
最終追い切りの映像が公開された後は、1週前の時計と比較して動きの変化を評価することが重要だ。映像の印象と調教時計の両方が良ければ高く評価しやすいが、どちらか一方だけが目立つ場合は、評価を急がず他の材料も確認したい。

【東京芝2000m適性と歴代優勝馬】調教時計を勝利につなげる見方
天皇賞(秋)の舞台となる東京芝2000メートルは、長い直線での末脚だけでなく、道中での折り合いとコーナーからの加速も問われるコースだ。JRAのコース解説によると、最後の直線は525.9メートル。直線には坂があり、最後まで脚を使い続ける能力が求められる。
この条件を踏まえると、追い切りでは単純な最高速度だけでなく、長く脚を使えるフォームや、コーナーから直線へ向いたときの反応にも注目したい。追い切りで終いの時計が速くても、道中で力みが目立つ場合は、本番で同じ末脚を発揮できるか慎重に判断する必要がある。
近年の天皇賞(秋)優勝馬が示すレースの水準
JRAの過去成績を見ると、2021年はエフフォーリア、2022年と2023年はイクイノックス、2024年はドウデュース、2025年はマスカレードボールが優勝している。実力馬が高いパフォーマンスを発揮してきたレースであり、追い切りの評価にも、各馬の実績と舞台適性を組み合わせる視点が欠かせない。
ただし、歴代優勝馬の名前や実績だけで、共通する追い切り時計の基準を設定することはできない。調教コースや馬場状態、調整方法、個々の馬の特性が違うためだ。過去の勝ち馬と同じ時計を出しているかどうかより、今回の出走馬が自身の能力を発揮できる状態にあるかを確認したい。
JRAの過去10年データから考える注目ポイント
JRA公式サイトの2026年版データ分析によると、過去10年の天皇賞(秋)では1番人気が7勝、連対率80%を記録している。また、年齢別では3歳馬が3勝、4歳馬が3勝、5歳馬が4勝で、6歳以上の優勝例はない。
これらは追い切りだけで勝敗が決まるわけではないことを示す重要な背景情報だ。調教で良い動きを見せた馬であっても、レース実績、東京コースへの適性、年齢、前走内容などを組み合わせて評価する必要がある。
マスカレードボールは昨年の優勝馬として東京での実績があり、連覇を狙う立場だ。リアライズシリウスは3歳馬として成長力が注目され、ダノンデサイルやクロワデュノールもGⅠ実績を持つ。最終追い切りでの仕上がりと、それぞれのコース適性をどう結び付けるかが、最終判断のポイントになる。
【天皇賞追い切り】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の天皇賞(秋)はいつ開催されますか?
A1:2026年11月1日(日曜)に東京競馬場の芝2000メートルで開催されます。JRA公式サイトでは、出走馬情報を10月25日、調教動画を10月29日に公開する予定です。
Q2:マスカレードボールの1週前追い切り評価は?
A2:10月22日の美浦ウッドコースで6ハロン82秒4、ラスト1ハロン11秒0を記録し、リアライズシリウスと併入しました。リズム良く走り、終いの反応も良好だった点を評価できます。最終追い切りでは、折り合いと疲労の有無を確認したいところです。
Q3:リアライズシリウスとマスカレードボールは、どちらの追い切りが良かったですか?
A3:全体時計ではマスカレードボールが上回りましたが、ラスト1ハロンは両馬とも11秒0でした。追い方にも違いがあるため、時計だけで一方を上と断定することはできません。リアライズシリウスの上積みと、マスカレードボールの精神面の成長をそれぞれ評価し、最終追い切りで判断を更新するのが適切です。
まとめ:【プロの結論】最終追い切りで評価を決めるための判断基準
2026年の天皇賞(秋)は、1週前追い切りの段階でマスカレードボールとリアライズシリウスの併せ馬が大きな注目を集めた。両馬は美浦ウッドコースでラスト1ハロン11秒0を記録し、マスカレードボールは連覇へ向けた順調さを、リアライズシリウスは前走からの上積みをそれぞれ感じさせる内容だった。
ダノンデサイルは栗東CWコースで6ハロン78秒1、クロワデュノールは同80秒4をマークし、レガレイラも美浦ウッドで終い11秒5の動きを披露した。各馬の時計にはコースや追い方の違いがあるため、単純なタイム比較ではなく、反応、折り合い、併せ馬の手応えを含めて評価する必要がある。
最終的な仕上がり診断で重視したいのは、1週前からの動きの変化、終いの反応、道中のリズム、そしてレース当週に疲労を残していないかという4点だ。速い時計を出した馬を自動的に高評価とするのではなく、その馬にとって適切な負荷がかかり、本番で能力を発揮できる状態に整っているかを見極めたい。
JRAの調教動画が公開される10月29日以降は、今回の1週前追い切りと最終追い切りを照らし合わせることで、評価の精度を高められる。連覇を狙うマスカレードボールを中心に、リアライズシリウスの成長、ダノンデサイルの反応、クロワデュノールの仕上がり、レガレイラの新コンビでの変化を比較することが、天皇賞(秋)の有力馬を見極めるための重要な判断材料となる。 (出典: 天皇 賞 追い 切り(Yahoo!ニュース))