栗原恵の病気の真相は?32歳の脳血栓症とピルの関係、2026年の現在を解説
元バレーボール女子日本代表の栗原恵さんは、現役時代の2016年、32歳のときに脳血栓症という大病を経験しました。リーグ戦開幕を控えた時期に激しい頭痛に襲われ、入院を余儀なくされたことは、本人がテレビ番組やインタビューで明かしています。病気の背景には、コンディション管理のために服用していたピルの副作用があったと本人は説明しています。
その後、治療とリハビリを経て競技に復帰した栗原さんは、2019年に現役を引退。2024年にはモデル兼フォトグラファーの大越光貴さんとの結婚と妊娠を発表し、同年12月に第1子を出産しました。過去に血栓症を経験したことから、妊娠中も血栓予防のための治療を受けていたことが報じられています。2026年10月時点の活動状況も含め、病気の経緯やピルとの関係、現在の健康状態を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 病名:2016年、32歳のときに発症した病気は、報道で「脳静脈洞血栓症」と伝えられている。
- 発症の背景:本人は、月経に伴うコンディション管理のために服用していたピルの副作用として血栓症が起きたと振り返っている。
- 現在の状況:2024年に結婚・出産を経験。2026年も所属事務所の出演情報にテレビ出演が掲載されており、公の活動を続けている。
【栗原恵さんの病気は何だった?32歳で発症した脳静脈洞血栓症】
栗原恵さんが大病を患ったのは、2016年9月。所属していた日立リヴァーレで、リーグ戦の開幕を控えていた時期でした。
スポニチアネックスが2020年1月に報じた本人の告白や、Number Webが2024年12月に掲載したインタビューによると、栗原さんは当時、激しい頭痛に悩まされていました。テーピングを巻こうと下を向いた際には、痛みで自然と涙が出るほどだったといいます。
異変を感じながらも、病院を受診することには恐怖心があったそうです。しかし、トレーナーに促されて医療機関を受診した結果、脳血栓と診断され、そのまま入院。投薬治療を受けることになりました。
報道で伝えられた具体的な病名は、脳静脈洞血栓症です。脳の静脈血を心臓へ戻すための通り道である静脈洞に血栓ができ、血液の流れが妨げられる病気です。一般的な脳動脈の閉塞による脳梗塞とは、血栓が生じる血管の場所が異なります。
日本医学放射線学会の診療ガイドライン情報でも、脳静脈洞血栓症は頭痛やけいれん、局所的な神経症状など、さまざまな症状が現れ得る疾患とされています。症状だけでは診断が難しい場合もあり、CTやMRIなどの画像検査が重要です。
栗原さんにとっても、診断は大きな衝撃でした。本人は、麻痺が残る可能性などを聞き、これまでのように日常生活を送れるのかとパニックになったことを振り返っています。
現役引退も考え、所属チームに退団の意思を伝えた栗原さん。しかし、チームからは復帰を待つ姿勢を示され、治療とリハビリに取り組みました。スポニチアネックスの報道によれば、入院から約4カ月後の2017年1月にコートへ復帰しています。
病気を経験したことは、栗原さんの競技人生を大きく変えた出来事でした。2019年には現役引退を発表。2020年のテレビ番組では、体調不良という説明だけでチームを離れていた期間があり、ファンに申し訳ない気持ちがあったことも、病気を公表した理由として語っています。

【病気の原因はピルだった?本人が明かした発症の理由】
栗原恵さんの病気について検索される理由の一つが、ピルとの関係です。これは単なるネット上の噂ではなく、本人がインタビューで説明している内容に基づいています。
Number Webの2024年12月のインタビューによると、栗原さんは以前、前十字靱帯を負傷した経験があり、そのけがが生理のタイミングと重なっていたことをきっかけに、婦人科を受診しました。月経に伴うコンディションの変化を管理するため、ピルを服用するようになったといいます。
その後、2016年に脳血栓を発症。本人はインタビューで、服用していたピルの副作用として血栓症が起きたと説明し、発症のリスクに該当してしまったという趣旨の振り返りをしています。
つまり、栗原さんのケースでは、競技生活を続けるための体調管理が、結果として思いがけない病気の経験につながりました。ただし、この経緯をもって、ピルを服用する人すべてに同じことが起きると考えるのは正確ではありません。
低用量ピルなどのホルモン製剤は、月経困難症や月経に伴う痛みの軽減などを目的として使用されます。一方で、血栓症は重要な副作用の一つです。医薬品の添付文書でも、血栓症を疑う症状が現れた場合には、服用を中止して速やかに医師へ相談するよう注意喚起されています。
東京都の女性の健康に関する情報サイトでも、月経の痛みに対するホルモン療法にはメリットがある一方、体質や持病などによって適した治療法が異なることが説明されています。
大切なのは、ピルを一律に危険な薬とみなすことでも、反対に副作用を軽視することでもありません。服用する目的や既往歴、血栓症のリスクなどを医師と確認し、個人に合った治療を選ぶことです。
栗原さんの病気の真相を考える際にも、本人が経験した副作用と、ピル全般の安全性は分けて捉える必要があります。本人の経験は重要な証言ですが、個別の症例からすべての人に当てはまる結論を導くことはできません。
【生理不順やPMSも関係?栗原恵さんが現役時代に抱えていた体調の悩み】
栗原さんが語ってきた健康上の悩みは、32歳での脳血栓症だけではありません。思春期から月経の不調に悩み、アスリートとしてのコンディション管理に苦労していたことも明らかになっています。
Hint-Potが2024年12月の取材をもとに掲載したインタビューでは、中学2年生の頃、兵庫県のバレーボールの強豪校へ転校した時期に、生理不順に悩んでいたことを本人が説明しています。出血が長く続き、水泳の授業を見学していたこともあったそうです。
当時、医療機関で診察を受けたところ、環境の変化や急激な練習量の増加、一人暮らしによる精神的な負担などが背景にあったといいます。その後、新しい環境に慣れるにつれて月経の間隔は自然に戻っていきました。
また、栗原さんは生理痛やPMS(月経前症候群)の症状も重かったと振り返っています。月経前から月経中にかけて体調が崩れ、練習を休まなければならないこともありました。痛み止めを使用していたほか、コンディション管理のためにピルを服用していた時期もあったと語っています。
バレーボールは、ジャンプや着地、急な方向転換などを繰り返す競技です。国際大会を目指すトップ選手にとって、体調のわずかな変化も練習や試合の準備に影響する可能性があります。栗原さんの経験からは、競技力を維持するための身体管理が、女性アスリートにとって大きな課題の一つであることがうかがえます。
ただし、生理不順やPMSそのものが、栗原さんの脳血栓症を引き起こしたとする情報はありません。月経に伴う体調不良と、ピルの副作用として本人が説明した血栓症は、別々の問題として整理する必要があります。
月経の不調が続く場合、我慢を前提にしたり、自己判断で薬を使い続けたりするのではなく、婦人科で相談することが大切です。東京都の女性の健康相談室でも、日常生活に支障がある生理痛や、長く続く出血などについて受診を勧めています。

【栗原恵さんの病気の経緯を年表で整理】
脳血栓症の発症から現役復帰、引退、結婚、出産までの流れを整理すると、栗原さんがどのように病気と向き合ってきたのかが見えてきます。
| 時期 | 出来事 | 確認できる内容 |
|---|---|---|
| 中学2年生頃 | 生理不順に悩む | 転校や練習量の増加、精神的な負担などが背景にあったと本人が説明。 |
| 2001年 | 日本代表に初選出 | 高校生で代表入りし、トップ選手としてのキャリアを歩み始める。 |
| 2004年・2008年 | オリンピックに出場 | アテネ五輪、北京五輪の2大会に出場。 |
| 2016年9月 | 脳血栓症を発症 | 激しい頭痛などの異変から受診し、脳静脈洞血栓症と診断されて入院。 |
| 2017年1月 | 競技に復帰 | 治療とリハビリを経て、約4カ月ぶりにコートへ戻る。 |
| 2019年 | 現役引退 | 17年間の競技生活に終止符を打つ。 |
| 2024年9月 | 結婚と妊娠を発表 | モデル兼フォトグラファーの大越光貴さんとの結婚と妊娠を公表。 |
| 2024年12月22日 | 第1子を出産 | 過去の血栓症を踏まえ、妊娠中は血栓予防の治療を受けていた。 |
| 2025年〜2026年 | 育児と仕事を続ける | 産後のトレーニングや育児について発信し、テレビ出演などの活動も継続。 |
この年表から分かるのは、病気の発症が競技生活の終わりを意味したわけではないという点です。栗原さんは入院とリハビリを経て復帰し、その後も約2シーズンにわたってプレーを続けました。
また、病気の経験は競技生活の中だけにとどまりませんでした。数年後に妊娠・出産を迎えた際にも、過去の血栓症が医療上の重要な情報となり、専門医による管理につながっています。
【大越光貴さんとの結婚・妊娠・出産|ハイリスク妊婦としての経験】
栗原恵さんは2024年9月18日、モデル兼フォトグラファーとして活動する大越光貴さんとの結婚と妊娠を発表しました。所属事務所のLDHの情報や当時の報道では、お相手の名前はKoukiとしても紹介されています。
栗原さんは自身の発表で、以前から交際していた相手と結婚すること、そして新しい命を授かったことを報告しました。妊娠については安定期に入った段階での公表でした。
その後、2024年12月22日に第1子を出産。40歳での出産というライフイベントは注目を集めましたが、本人にとっては喜びだけでなく、過去の病気を踏まえた慎重な健康管理も必要な経験でした。
育児メディア「たまひよ」が2025年4月に掲載した出産インタビューで、栗原さんは、過去に脳血栓を経験したことから血栓症のリスクがある「ハイリスク妊婦」として扱われていたと明かしています。
同インタビューによると、妊娠中は血栓を予防するため、朝晩の2回ヘパリン注射を使用。脳外科と産婦人科の医師が連携して出産に備えたそうです。
無痛分娩についても、出産直前まで医師と相談を続けていました。実際に陣痛が始まり、血液検査の数値などを確認したうえで、医師から可能との判断を受け、無痛分娩を選択したと説明しています。
この経緯は、過去に血栓症を発症した人が妊娠・出産を考える際、既往歴を医療チームと共有することの大切さを示しています。妊娠中や産後は血栓症のリスクが変化するため、必要な予防策や分娩方法は個々の状態に応じて判断されます。
なお、栗原さんがハイリスク妊婦だったという事実は、出産後も必ず病状が続いていることを意味するものではありません。妊娠中のリスク管理と、現在の健康状態は分けて考える必要があります。

【2026年最新】栗原恵さんの現在の健康状態は?
2026年10月時点で、栗原さんはバレーボールに関する活動に加え、テレビ出演や育児に関する発信などを続けています。
所属事務所LDHの公式メディア出演情報には、2026年9月のテレビ出演として、フジテレビの「めざましテレビ」や「ぶらぶらサタデー」、TBSの「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」などが掲載されています。少なくとも、公の仕事を継続していることは公式情報から確認できます。
また、2025年6月には、産後の身体の回復を感じながらピラティスに取り組む様子を自身のSNSで公開したことが日刊スポーツなどで報じられました。同年11月には、育児業界に影響を与えた人物などを表彰するペアレンティングアワードの授賞式に出席し、子育てについて語っています。
一方で、テレビ出演やトレーニングの様子だけから、医学的に完全に回復していると断定することはできません。2026年10月時点で確認できる公開情報では、脳血栓症の再発を本人が公表したという報道は確認できず、現在の詳細な検査結果や治療の継続状況についても公表されていません。
したがって、現在の状況については、過去に脳静脈洞血栓症を経験し、治療を経て競技に復帰した後、引退。結婚・出産を経て、2026年も公の活動を続けているという整理が適切です。
病気の経験があるからといって、現在も重い病気を抱えていると決めつけることはできません。反対に、元気そうな姿が報じられていることだけで、将来の再発リスクまで否定することもできません。現在の健康状態を正確に把握するには、本人が公表している情報と、医療上の事実を区別することが大切です。
【プロの結論】栗原恵さんの病気から学べること
栗原恵さんの病気の実態を整理すると、重要なポイントは三つあります。
第一に、32歳で発症した脳血栓症は、本人が公表している実際の病歴です。2016年9月に激しい頭痛を経験し、脳静脈洞血栓症と診断されて入院。治療とリハビリを経て、2017年1月に競技へ復帰しました。
第二に、本人はコンディション管理のために服用していたピルの副作用が発症に関係したと説明しています。ただし、これは栗原さん自身の経験に関する説明であり、ピルを服用するすべての人に同じリスクが生じるという意味ではありません。薬の効果と副作用を理解し、自分の体質や既往歴に合わせて医師と相談することが大切です。
第三に、病気を経験した後も、栗原さんは競技復帰、現役引退、結婚、妊娠、出産という人生の節目を迎えてきました。出産時には過去の血栓症を踏まえて専門医の連携や予防治療を受けています。病歴があるからといって、将来の可能性が一律に閉ざされるわけではなく、適切な医療管理が重要であることが分かります。
健康に関する情報を判断するときは、病名、発症時期、本人の説明、現在の公表情報を分けて確認することが有効です。SNSの写真やテレビ出演だけで健康状態を推測したり、個人の体験を一般化したりするのは避けたいところです。
【栗原恵病気】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:栗原恵さんの病名は何ですか? A1:2016年に発症した病気は、報道で脳静脈洞血栓症と伝えられています。脳の静脈洞に血栓ができる病気で、栗原さんは激しい頭痛などの症状から受診し、入院治療を受けました。
Q2:栗原恵さんの脳血栓症はピルが原因だったのですか? A2:本人は、月経に伴うコンディション管理のために服用していたピルの副作用として血栓症が起きたと説明しています。ただし、個別の経験をもって、ピルを服用するすべての人に同じことが起こるとはいえません。
Q3:栗原恵さんは病気の後、現役復帰したのですか? A3:はい。2016年9月に入院した後、治療とリハビリを経て2017年1月にコートへ復帰しました。その後もプレーを続け、2019年に現役を引退しています。
Q4:栗原恵さんは出産時も病気の影響を受けたのですか? A4:過去の血栓症があったため、妊娠中は血栓予防のヘパリン注射を使用し、脳外科と産婦人科の医師が連携して出産に備えたと本人が「たまひよ」のインタビューで語っています。
Q5:栗原恵さんの2026年現在の健康状態はどうなっていますか? A5:2026年も所属事務所の公式情報にテレビ出演が掲載されています。一方、現在の詳細な検査結果や治療状況は公表されていないため、活動状況だけで医学的な健康状態を断定することはできません。
まとめ:栗原恵さんの病気の経緯と現在を正しく理解する
栗原恵さんが32歳で経験した脳血栓症は、現役生活を揺るがす大きな出来事でした。本人は、コンディション管理のために服用していたピルの副作用として血栓症が起きたと振り返っています。その後、治療とリハビリを経て競技に復帰し、2019年に現役を引退しました。
2024年には大越光貴さんとの結婚と妊娠を発表し、同年12月に第1子を出産。過去の病歴を踏まえた医療管理のもとで出産を経験し、2026年もテレビ出演などの活動を続けています。
栗原さんの病気について理解するうえで大切なのは、過去の発症を事実として捉えながら、現在の健康状態を憶測で決めつけないことです。また、ピルや月経の不調についても、必要以上に恐れるのではなく、効果とリスクの両面を理解し、医師と相談しながら対応する姿勢が求められます。
現役時代の大病を乗り越え、競技者から母親へと新たな歩みを続ける栗原恵さん。これまでの経緯を正確に知ることは、本人の歩みを理解するだけでなく、自分自身の健康と向き合うための視点にもつながります。 (出典: 栗原 恵 病気(Yahoo!ニュース))