MLB得点記録2026年最新版|通算ランキングとシーズン最多記録を徹底解説
MLB得点記録を調べると、通算得点ランキングの頂点に立つリッキー・ヘンダーソン、1シーズンの得点記録を残したビリー・ハミルトン、そして2026年シーズンに活躍したピート・クロウ=アームストロングなど、時代を超えた名選手の実績が見えてきます。得点(R)は、打率や本塁打、打点とは異なり、選手が実際に本塁へ生還した回数を示す指標です。
2026年10月24日時点で、MLB公式の通算成績ではヘンダーソンが2,295得点で歴代1位。2026年のレギュラーシーズンは終了しており、個人ではクロウ=アームストロングが119得点、球団ではシカゴ・カブスが850得点を記録しました。ここでは、歴代ランキング、シーズン最多記録、1試合最多得点、球団別の成績に加え、ナショナルリーグとアメリカンリーグの違い、MVPやハンク・アーロン賞などの表彰制度まで整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 通算得点の歴代1位:リッキー・ヘンダーソンの2,295得点。MLBの公式通算成績で確認できる歴代最高記録です。
- シーズン・1試合の記録:19世紀のシーズン記録には資料間の数値差があり、1900年以降のシーズン最多はベーブ・ルースの177得点、近代MLBの1試合最多はレンジャーズの30得点です。
- 2026年の注目記録:個人の得点王はピート・クロウ=アームストロングの119得点、球団別ではカブスの850得点。得点数だけでMVPなどの受賞者が決まるわけではありません。
【MLB得点記録の基本】得点・打点・本塁打の違いを理解する
MLBの公式成績表で得点を表す略号は「R」です。英語のRuns Scoredに由来し、打者や走者が規則に従って本塁へ生還した回数を示します。打撃成績の一覧では、打率(AVG)、安打(H)、本塁打(HR)、打点(RBI)、出塁率(OBP)などと並んで表示されます。
得点記録を正しく読むには、RとRBIを区別することが欠かせません。得点は本塁に生還した選手に記録され、打点は原則として打者が安打や犠飛などで走者を生還させた場合に記録されます。したがって、得点が多い選手と打点が多い選手は必ずしも一致しません。
- 得点(R):自分が本塁に生還した回数。
- 打点(RBI):打者の打撃などによって走者が生還した際、打者に記録される数字。
- 本塁打(HR):打者が本塁打を記録した回数。本人が生還するため、通常は自身の得点にも加算されます。
- 出塁率(OBP):安打、四球、死球などによって打者が出塁する割合を示す指標。
例えば、先頭打者が四球で出塁し、後続打者の二塁打や本塁打で生還すれば、先頭打者にも得点が記録されます。自分が本塁打を打たなくても得点を積み重ねられる点が、この記録の特徴です。
得点数は、出塁能力、走塁、打順、後続打者の長打力、チーム全体の攻撃力など、複数の要素に左右されます。単独の数字だけで打者の能力を評価するのではなく、出塁率や打席数、出場試合数と組み合わせて読むことが重要です。

【MLB通算得点ランキング】歴代トップ10と名選手の比較
MLB通算得点ランキングで首位に立つのは、盗塁の名手として知られるリッキー・ヘンダーソンです。MLB公式の通算成績によると、ヘンダーソンは2,295得点を記録しました。2位のタイ・カッブは2,246得点、3位のバリー・ボンズは2,227得点です。
通算ランキングでは、長期間にわたって出場を続ける耐久性と、出塁して本塁へ戻る能力の両方が求められます。ヘンダーソンは通算1,406盗塁という歴史的記録も持ち、出塁後に次の塁を狙う走塁能力が際立っていました。一方、ボンズやベーブ・ルースは長打力と出塁能力を兼ね備えた打者として知られています。
以下は、MLB公式の通算得点ランキングに基づく歴代トップ10です。得点数はレギュラーシーズンの通算記録で、ポストシーズンの成績は含みません。
| 順位 | 選手 | 通算得点 | 記録を読むポイント |
|---|---|---|---|
| 1位 | リッキー・ヘンダーソン | 2,295 | 通算1,406盗塁を記録した走塁の名手 |
| 2位 | タイ・カッブ | 2,246 | 通算打率.367の歴史的な好打者 |
| 3位 | バリー・ボンズ | 2,227 | 通算762本塁打と高い出塁能力 |
| 4位タイ | ベーブ・ルース | 2,174 | 長打力と出塁能力を兼ね備えた伝説的打者 |
| 4位タイ | ハンク・アーロン | 2,174 | 通算755本塁打を記録した強打者 |
| 6位 | ピート・ローズ | 2,165 | 通算4,256安打を記録した長期活躍の象徴 |
| 7位 | ウィリー・メイズ | 2,068 | 攻守に優れた歴史的スター |
| 8位 | アレックス・ロドリゲス | 2,021 | 通算696本塁打を記録した強打者 |
| 9位 | スタン・ミュージアル | 1,949 | 通算打率.331の安定した打撃力 |
| 10位 | デレク・ジーター | 1,923 | 通算3,465安打を記録したヤンキースの主力 |
このランキングから分かるのは、通算得点の多さが特定の打撃スタイルだけで決まらないことです。ヘンダーソンは出塁と走塁、ルースやボンズは出塁と長打、ローズやジーターは長い現役生活と安定した打撃で得点を積み重ねました。
なお、タイ・カッブの通算得点は、参照する統計資料によって1得点の差が見られる場合があります。MLB公式の通算成績では2,246得点です。歴代記録を厳密に比較するときは、複数のデータベースを混ぜず、どの記録体系を採用するかをそろえる必要があります。
【MLBシーズン最多得点・1試合最多得点】歴史的記録はどこまで伸びたのか
1シーズンの個人最多得点として、MLBの歴史的な記録紹介で知られているのが、ビリー・ハミルトンの1894年の成績です。MLB.comの歴代記録特集は、エリアス・スポーツ・ビューローの記録に基づき、ハミルトンが1894年に196得点を記録したと紹介しています。
ただし、この19世紀の記録には資料間の数値差があります。MLB公式の年別成績一覧では、同じ1894年のハミルトンが192得点と表示されています。歴史的な記録を引用する際には、採用した資料と数値を併記することが大切です。
比較の基準を1900年以降の近代MLBに絞ると、シーズン最多得点はベーブ・ルースが1921年に記録した177得点です。ルースはこの年、ヤンキースで59本塁打を放ち、出塁率.512を記録しました。長打で直接生還するだけでなく、高い出塁能力によって何度も得点機会を作ったことが数字に表れています。
MLB公式特集が紹介する近代MLBのシーズン得点記録には、次のような選手が並びます。
- 177得点:ベーブ・ルース(1921年、ニューヨーク・ヤンキース)
- 167得点:ルー・ゲーリッグ(1936年、ニューヨーク・ヤンキース)
- 163得点:ルー・ゲーリッグ(1931年)、ベーブ・ルース(1928年)
- 158得点:チャック・クライン(1930年)、ベーブ・ルース(1927年、1920年)
現代の選手がこの水準に達するのは容易ではありません。MLB.comの記録特集によれば、2000年にジェフ・バグウェルが152得点を記録して以降、150得点以上に到達した選手はいませんでした。その後、ロナルド・アクーニャJr.が2023年に149得点、2025年には大谷翔平が146得点を記録しています。
この差には、打撃環境だけでなく、打順や出場機会、チームメートの出塁力も関係します。上位打線で多く打席に立ち、前の打者が出塁し、後続打者が走者を返せるチームに所属すれば、得点を積み重ねる機会も増えます。
一方、1試合の球団別得点記録では、2007年8月22日のテキサス・レンジャーズが歴史的な数字を残しました。レンジャーズはダブルヘッダー第1試合でボルティモア・オリオールズに30対3で勝利。1900年以降の近代MLBにおける1試合最多得点記録として、MLB公式特集でも取り上げられています。
この試合でレンジャーズは、最初の3イニングを無得点で終え、0対3とリードを許していました。しかし4回に5点、6回に9点、8回に10点を奪い、最終的には30得点に到達しました。1試合の得点記録は、単に打者1人の能力ではなく、四球や安打の連鎖、長打、相手投手の乱調などが重なって生まれるものです。
【MLB得点記録2026年最新】ナ・リーグ、ア・リーグ、球団別の成績
2026年のレギュラーシーズンは162試合制で終了しました。MLB公式の選手成績一覧では、ピート・クロウ=アームストロングが119得点で全体トップ。シカゴ・カブスの主力として、出塁、長打、走塁を組み合わせた攻撃を見せました。
2026年の個人得点ランキングでは、ランディ・アロザレーナが113得点で続き、ミゲル・バルガスとジェームズ・ウッドが106得点を記録しています。アロザレーナはアメリカンリーグ、クロウ=アームストロングはナショナルリーグで得点を重ね、それぞれのリーグにおける攻撃の中心選手として存在感を示しました。
球団別の総得点では、MLBの2026年シーズン成績を集計したチーム統計によると、シカゴ・カブスが850得点で全体1位でした。ミルウォーキー・ブルワーズが832得点、ワシントン・ナショナルズが821得点で続きます。アメリカンリーグではシカゴ・ホワイトソックスが776得点でトップでした。
2026年の主要な得点記録を整理すると、次のとおりです。
- MLB全体の個人最多:ピート・クロウ=アームストロング、119得点
- アメリカンリーグの個人最多:ランディ・アロザレーナ、113得点
- MLB全体の球団最多:シカゴ・カブス、850得点
- ナショナルリーグの球団最多:シカゴ・カブス、850得点
- アメリカンリーグの球団最多:シカゴ・ホワイトソックス、776得点
球団の得点を比較する場合は、総得点だけでなく得点率や失点も見ると、チームの実態を理解しやすくなります。例えば、総得点が多くても失点がさらに多ければ、勝率が高いとは限りません。反対に、得点数がリーグ上位でなくても、投手力と守備力によって勝ち星を積み重ねるチームもあります。
球団別の記録には、歴代最多と単年最多の違いもあります。球団の歴史を通じた通算得点、特定シーズンのチーム総得点、1試合での球団最多得点は、それぞれ別の記録です。2026年のカブスの850得点は同年のシーズン成績であり、MLB史上の単年最多記録と同じ意味ではありません。
【MVP・ハンク・アーロン賞・シルバースラッガー賞】得点記録は受賞に直結するのか
得点が多い選手はMVP候補として注目されやすいものの、得点ランキングの首位がそのままMVP受賞者になるわけではありません。MLBの最優秀選手賞(MVP)は、ナショナルリーグとアメリカンリーグでそれぞれ選出され、1931年から全米野球記者協会(BBWAA)が投票を担っています。
BBWAAの投票説明によれば、MVPはレギュラーシーズンの成績を対象に、攻撃と守備を含むチームへの貢献を評価する賞です。得点、打率、本塁打、打点、出塁率、守備、出場試合数など、複数の要素を総合して判断します。チームが地区優勝やポストシーズン進出を果たしていることも、受賞の絶対条件ではありません。
得点記録と関係が深い主な表彰制度は、次の3つです。
- MVP:リーグを代表する最優秀選手を選ぶ賞。得点数だけでなく、攻守を含む総合的な価値が評価対象です。
- ハンク・アーロン賞:1999年に創設され、各リーグで最も優れた総合的な打撃成績を残した選手を表彰します。殿堂入り選手のパネルとファン投票を組み合わせて選出します。
- シルバースラッガー賞:1980年から続く賞で、各リーグのポジション別に優れた打撃成績を残した選手を表彰します。選出には監督とコーチの投票が用いられます。
ハンク・アーロン賞は、得点ランキングそのものを表彰する制度ではありません。打撃全体の質を評価するため、本塁打や打点、出塁率、長打率、OPSなども判断材料になります。得点が多くても、打撃全体の評価が必ずしも最上位になるとは限りません。
シルバースラッガー賞も同様です。対象はポジションごとの打撃成績であり、走塁や得点だけで受賞が決まるわけではありません。得点は打者の貢献を示す一要素ですが、長打力や出塁能力を含めた打撃の質を別の指標で確認する必要があります。
2026年のハンク・アーロン賞については、MLB公式の候補者情報で各リーグの候補が掲載され、投票期間は終了しています。受賞者の発表は2026年11月11日に予定されています。10月24日時点では、得点ランキングの首位だけを根拠に受賞者を断定することはできません。

【ワールドシリーズの歴代記録】レギュラーシーズンとの違いに注意
MLBの記録を調べる際に見落としやすいのが、レギュラーシーズンとポストシーズンの区別です。通算得点ランキングやシーズン最多得点の多くはレギュラーシーズンの成績を集計しています。一方、ワールドシリーズはポストシーズンの一部であり、そこでの得点は別に集計されます。
ワールドシリーズの1試合個人最多得点では、1人が4得点を記録した例が11回あります。MLB公式のワールドシリーズ単試合記録の紹介では、1987年のワールドシリーズ第6戦でミネソタ・ツインズのカービー・パケットが4得点を挙げた試合も取り上げられています。
この記録は、選手のレギュラーシーズン通算得点とは別の指標です。ワールドシリーズの試合数は限られているため、1試合で複数回生還すること自体が大きな記録になります。また、ポストシーズンの通算成績には、ワイルドカードシリーズや地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズなども含まれるため、ワールドシリーズだけの記録と混同しないよう注意が必要です。
歴代記録を比較する際は、対象期間がレギュラーシーズンなのか、ポストシーズン全体なのか、それともワールドシリーズ限定なのかを先に確認してください。同じ「通算得点」という表現でも、集計範囲が異なれば数字は一致しません。
【プロの結論】MLB得点ランキングを正しく読み解く3つの判断基準
MLB得点記録を比較するときに、特に押さえておきたい基準は3つあります。
第一に、通算記録と単年記録を分けること。通算得点は長期的な活躍を示す一方、シーズン最多得点は特定の年の攻撃環境と選手の働きを反映します。ヘンダーソンの通算2,295得点とルースの近代MLBシーズン最多177得点は、異なる能力と条件を測る記録です。
第二に、時代背景と集計方法を確認すること。19世紀と現代では試合数、ルール、投手の起用法、打撃環境が異なります。特に古い記録は資料によって数字が異なる場合があるため、採用する統計データベースをそろえる必要があります。単純な数字の大小だけで、異なる時代の選手を評価するのは適切ではありません。
第三に、得点を単独の評価基準にしないこと。得点は実際に本塁へ戻った回数を示す有用な指標ですが、打者本人の能力だけでなく、打順やチームメートの成績にも左右されます。出塁率、OPS、打点、出場試合数、守備指標などを組み合わせることで、選手の貢献をより立体的に理解できます。
歴代記録を知りたい人は通算ランキングと近代MLBのシーズン記録を、現役選手の実力を比較したい人は2026年の成績と出塁率・OPSを、受賞予想を考えたい人はMVPやハンク・アーロン賞の選考基準を中心に確認すると、目的に合った比較ができます。
【MLB得点記録】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:MLB通算得点の歴代1位は誰ですか?
A1:MLB公式の通算成績では、リッキー・ヘンダーソンが2,295得点で歴代1位です。通算1,406盗塁を記録した走塁の名手で、出塁後に得点へ結びつける能力に優れていました。
Q2:MLBのシーズン最多得点記録は何得点ですか?
A2:MLB.comの歴代記録特集では、ビリー・ハミルトンが1894年に記録した196得点が歴史的な最多として紹介されています。ただし、MLB公式の年別成績一覧では192得点と表示されており、19世紀の記録には資料間の差があります。1900年以降の近代MLBでは、ベーブ・ルースが1921年に記録した177得点が最多です。
Q3:MLBの1試合最多得点記録は何点ですか?
A3:1900年以降の近代MLBでは、テキサス・レンジャーズが2007年8月22日に記録した30得点が最多です。ボルティモア・オリオールズとの試合で、30対3で勝利しました。
Q4:2026年のMLB得点王は誰ですか?
A4:2026年のレギュラーシーズンでは、ピート・クロウ=アームストロングが119得点でMLB全体のトップでした。アメリカンリーグではランディ・アロザレーナが113得点を記録しています。
Q5:得点ランキング1位ならMVPを受賞できますか?
A5:得点数はMVPを判断する材料の一つですが、受賞が保証されるわけではありません。BBWAAの選考では攻撃と守備を含むチームへの総合的な貢献が評価され、出塁率、打撃成績、出場試合数なども重要になります。
まとめ:MLB得点記録を比較するときのポイント
MLB得点記録は、選手がどれだけ本塁へ生還し、チームの攻撃に関わったかを示す基本的な指標です。通算ランキングではリッキー・ヘンダーソンが2,295得点で歴代1位に立ち、近代MLBのシーズン最多得点はベーブ・ルースの177得点、1900年以降の1試合最多得点はレンジャーズの30得点となっています。
2026年シーズンは、個人ではピート・クロウ=アームストロングの119得点、球団ではシカゴ・カブスの850得点が注目記録です。ナショナルリーグとアメリカンリーグの成績を比較する際も、得点数だけでなく出塁率、OPS、打点、出場機会を併せて見ることで、数字の背景が理解できます。
また、MVP、ハンク・アーロン賞、シルバースラッガー賞はそれぞれ選考基準が異なります。得点ランキングと各賞の結果を同じものとして扱わず、何を評価する制度なのかを確認することが大切です。歴代記録、現役選手の成績、表彰制度を区別して読み解けば、MLBの得点記録をより正確に比較できるようになります。 (出典: mlb 得点 記録(Yahoo!ニュース))